#俳優、女優

My嘉さんオークション

就職やら歌やらでバタバタしてますが、嘉さんのことは一日たりとも忘れてはおりません。ヤフオクにはキーワード「加藤嘉」を登録してあり、嘉さん関連グッズ出品通知はキチンと見ております。 最近の戦利品は、「警視庁物語」(1956年封切・東映)スチール写…

木村家の人々 (1988日本ヘラルド)

今日、3月1日は俳優・加藤嘉さんの命日です。 木村家の人々(1988 滝田洋二郎監督)]は、嘉さんの遺作となります。亡くなったのが3月、映画の劇場公開は5月ですから、ご自分ではご覧になってないのですね・・・ 近所に住む91歳のややボケ気味の老人、トキジ…

タンポポ (1985東宝)

伊丹十三監督のタンポポ」(1985東宝)は、たぶん百回くらい繰り返して見ました。それでも一向に飽きないほど、コクのある、美味しい作品です。 まず、あの渡辺謙ですら「ただの若僧」に見えるほどのベテラン・豪華キャスト。あらすじを読むより見るほうが早…

夫婦愛

奥様と娘さんが書かれた嘉さんの伝記。 ここまでの夫婦愛というものがあるのかと 深く深く感銘を受けました。 実は「いずれ後妻の座」を狙っていた私は 「二回りも若い奥さんがいる」と聞いて ショックを受けたものですが、 (若いと言っても私の母と同じ年…

どぶ (1954年、新東宝)

古い映画の楽しみのひとつは、俳優さんの若い頃の姿が見られることです。 左から1、2番めは、言わなくても誰だかわかりますね?(あら、昔は若かったのね~!)3番目は娼家のマダム役の三崎千恵子さん。(寅さんのおばちゃん、妖艶!)右端は、精神薄弱の…

華麗なる一族 (1974東宝)

今日から始まりますね、山崎豊子原作のドラマ「華麗なる一族」。 山本薩夫監督の、1974年映画版もお忘れなく!嘉さん、こちらはかなりの脇ですが、主人公が経営する鉄鋼会社の経理担当、銭高常務役です。「砂の器」と同じ年にこんなのも撮ってたのね…こちら…

砂の器 (1974年松竹)

日本映画史に残る傑作と言われています。多くを語りませんので、まだの方は是非ご自分で見てください。松本清張の推理小説を原作にしていますが、原作とは全く異なる視点の人間ドラマになっています。 圧巻は、ラスト30分間。 芸術のため、自らの過去を知る…

金環蝕 (日米政界映画比較)

建設談合や汚職関係のニュースが相も変わらず多いですね。 折しも「金環蝕」(きんかんしょく、東宝・1975年)という映画を見たところで、 30年以上経っても何にも変わってないんだな~と変に感心しました。 時代は、「元祖・建設族」の田中角栄元首相が1974…

卑弥呼、桜の森の満開の下 (篠田映画2題)

名優さんでも、あまり沢山の映画に出演していると、パッとしない作品も出てきます。 嘉さんの場合、使い方が上手い監督とそうでもない監督があるようです。 野村芳太郎、山本薩夫、それに脚本の山田太一なんかは相性抜群ってとこでしょうか。 その点、篠田正…

脇役ファンの苦労

私の愛する加藤嘉さんは、名脇役として一部に熱狂的ファンを持つ俳優さんです。 (名前は知らなくても、たぶん顔を見れば「ああ、この爺さんね」とわかります) 映画だけで350本以上、テレビや舞台を含めたらいったい出演作が何本あるのか見当がつきません。…

風の又三郎 (1957年東映)

わ、若いです!!! 風の又三郎(1957年、東映教育映画製作)にて、岩手県の山の分校の先生役です。 少年探偵団と同じ年の作品。当時44歳のはずですが、老け役でも変装でもない、素顔の嘉さんが新鮮です。 長身で細見で、颯爽としています。 ダブダブスーツ…

ふるさと (1983こぶしプロ)

第三弾でいきなり真打登場で恐縮ですが、主演作「ふるさと(1983)」です。 嘉さんは約350本の映画(テレビや舞台を入れたらもっと)に出演していますが、 ほとんどが登場時間の非常に短い脇役。 でもこの映画でいきなりモスクワ映画祭最優秀主演男優賞とっ…

少年探偵団 (1957東映)

おじいちゃんな嘉さんしか知らない人には「え~こんな仕事もしてたの!?」という感じでしょうか。 少年探偵団シリーズ「カブト虫の妖奇」「鉄塔の怪人」(1957年東映)で怪人二十面相やってました! ここでは、大学教授、乞食、警官などいろいろな変装で登…

下町の女 (1973年TBSドラマ)

「下町の女」(平岩弓枝作ホームドラマ、1973年TBS製作)に加藤嘉さんが出ているとの情報を得て わざわざTBSチャンネル(有料)を契約したのに、嘉さん、第一話で死んじゃったよ~。 ガーン! どうりで、第二話以降の出演者に名前が出てないと思いました。(…

俳優とCM

テレビドラマの幕間に出演俳優を起用したCMを流す傾向はどうも気に入りません。 不幸な役柄をシリアスに演じている松島菜々子が突然「脳年齢ゲーム」でギャハハと笑っていたら、 気分壊れません? 「熟年離婚」で超堅物の渡哲也がよく似た家でにこやかに酒…

私の好きな俳優

俳優の加藤嘉(かとう・よし)は、いまだに根強いファンを持つ往年の名脇役ですが、 出演作品数や人気に比して、映像や情報が極端に少ない。 そこで、埋もれたお宝映像探しの旅に出ることにしました。 有料テレビや発売されているVHS、DVDを片っ端から見ます…