この1年の変化

 

2020年 2月、父を亡くしました

      3月、息子が予定通りに結婚式を挙げました

                4月、夫が新しい仕事を始めました

              5月、新学期の授業がオンラインで始まりました

              6月、「民家を知る旅」が出版されました

              7月、ブラジルでの学会発表が中止となりました

              8月、娘の交換留学が中止となり、大学受験に転向

              9月、バルセロナでの学会発表が中止となりました

             10月、久しぶりに実家に行ったら父の家が空になっていました

             11月、建築ジャーナルに記事を一本書きました

             12月、母の三回忌にオンライン参加しました

              1月、娘が共通テストで良い点を取りました

 

娘は入試まであと2週間、勉強を頑張っています

私は3月で退職するため引越し準備をしています

 

どれだけ予定が狂っても驚かなくなった

1ヶ月先の予定が立たない毎日に慣れた

 

そんな1年間でした

 

お題「#この1年の変化」

 

 

日本庭園の芝生

日本庭園に芝生を馴染ませた七代目植治の功績は大きい。

 そして、芝生はやっぱり座ったり寝転がったりしてくつろぐためのものなのですね。

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紅葉もギリギリなんとか、散り際に間に合いました。

こちらの庭園は、今のところ、非公開です。

今年のあべのHoop

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例年よりかなりボリュームや派手さは抑えめです。
その代わり、動きや奥行きの見せ方に緻密なデザイン性が感じられました。

こんな態度なら許したってもええよ、
イルミネーション。

日本一高い駅ビルを建設中の、近鉄あべの橋駅の南側です。

大阪マラソン応援体験

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第1回大阪マラソンに出場するU氏を東京よりお迎えし、初めてマラソン応援というものをしてみました。U氏は、競争率10倍の東京マラソンに2年連続で出場という、恐ろしくクジ運の強い市民ランナーです。これからマラソン(応援)参加してみたいという方のために、今回学んだノウハウをまとめておきます。規模、立地、コース条件的には東京マラソンもほぼ同じそうですので、ご参考になると思います。

ランナーの方のコンディション作り

U氏より「前日の夕食と当日の朝食はタンパク質や脂質を控え、炭水化物中心に」とのご希望。わが町自慢の焼肉店か焼鳥店または中華にお連れしようという素人目論みはアッサリ外れ、急遽、夕食はホームたこ焼き、朝食は力うどんのご用意となりました。この不手際で「夕食は6時前に済ませて9時就寝」という計画がそれぞれ1時間遅れになってしまい、「拙宅にお泊まりいただいたせいで記録が出せなかったら大変!」と焦りました。(というより、大事な日の前にウチに泊まろうという発想自体が間違っているのだが・・・)

9時のスタート前にお腹を空にしておく必要があるとのことで、朝食は6時開始です。息子の受験で学んだ消化吸収学(?)の知識を活かし、力うどんの他、バナナもご用意しました。食べ過ぎてはいけないでしょうが、繊維質と糖質は多いほうが良いのではないかと思い、フルーツ類を沢山買っておきましたが、これは正解だったようです。出場者の手荷物は大会主催者が出発地点から終点までトラックで運んでくださるそうですが、U氏が大阪人の大会運営に対する不安を表明されたので、貴重品だけはこちらでお預かり。

沿道での応援プラン

これまで、マラソン観戦などしに行く人は、ランナーが来るまで2時間も待つんかいな、相当ヒマやな~と思っていましたが、これが大勘違い。東京や大阪のように地下鉄の発達した都市であれば、ランナーを追いかけて一緒にコースを回ればよいのです。交通規制がかかるので車やバスではもちろん無理ですし、ランナーの移動スピードは思いのほか速いので、全ての主要地点に追いつくのは無理ですが。(京都で五山の送り火を全て近くで見ようとするのと同じくらい、無理です)

私は結局、御堂筋の本町駅前(15km付近、10時頃)、大国町交差点(25km付近、10時40分頃)、平林~南港口(35km付近、11時20分頃)の3カ所で待ち伏せし、声援を送りました。3回通過する難波は混むだろうということで本町に行きましたが、御堂筋はそこそこ混んでいました。淀屋橋あたりのほうが歴史的建造物や川もあり、沿道の眺めは良かったかもしれません。

大国町御堂筋線四つ橋線の乗り換えに便利なように選んだのですが、これは正解でした。地下鉄乗車プランを予め上手に組んでおけば、もっと多くの地点に行くことも可能かもしれません。

南港口あたりになると選手の集団もかなりバラけてきており、沿道の混雑も少なく、応援しやすいです。疲れが出始める頃ですし、この辺でこそ応援したいという気持ちもありました。走っているU氏には私の声援は全く聞こえず、応援に来ていることも気づかなかったとのことでしたが・・

特に最後の区間は、速度の遅いニュートラム車窓から意外に進んでいるU氏の姿を見つけて慌て、こちらも中ふ頭の駅から終点まで走り、ギリギリ、会場の大型TVでのフィニッシュに間に合いました。

そうなんです。出発地点やゴール地点の付近には一般の応援客は入れないのです。残念!

U氏は最初から最後まで安定したラップタイムで走る方で各地点への到着予定時刻がほぼ正確なので、予め観戦場所を計画し、ご本人とも応援場所を打ち合わせしておけば良かったと反省しました。

大会のブックレットには、トップランナー、3時間ランナー、3時間30分ランナーなど、30分区切りの予想タイム別に、どのあたりをいつ通過しそうかという予想一覧表も出ています。
ランナーアップデートに各ランナーの5km毎地点の通過タイムがほぼリアルタイムで更新されるので、ペースの安定しない方でも、だいたいの居場所の当たりをつけることはできます。

大阪市営地下鉄もちゃっかり1日乗車券(600円)を利用しての応援を呼びかけています。私も乗せられてつい買ってしまいましたが、天王寺淀屋橋間は定期あったじゃねーか!(←アホ)

しかし何と言っても今回の私の大ボケは、U氏のゼッケン番号を聞くのを忘れていたこと。すでにスタートしてしまったご本人には聞けないので、東京のご家族に電話で問い合わせるなど大騒ぎ。後で知ったことですが、大会Webサイトで氏名で検索すればゼッケン番号はわかったようです。( T_T)\(^-^ )

もう一つの失敗は、U氏のウェアの色や特徴を聞いておかなかったこと。沿道へ行ってみて焦りましたが、ランナーは皆さん似たような体格・背格好で、しかも前半30kmくらいまでは数十人ずつのの団子状態でやってきます。
凄いスピードですから、胸と背中のゼッケン番号を読み取るのは、私の動体視力ではとても無理。こういう時、何か特徴のあるウェアを着ていただくと助かりますね。

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しかし大阪マラソンは基本的に仮装ランナーを排除したいポリシーのようです他のランナーが笑ってしまって集中できず、迷惑だからだとか。

3万人のランナーはAからQまでの17グループに分けられてスタートに配置されるそうですが、Aグループは陸連登録選手(年会費3000円)
で、以下は自己申告タイムの速い順。今回はAグループの仮装組が一番後ろに回されたので、Bグループの先頭にいたU氏の前には仮装がズラッと並び、壮観だったそうです。東京マラソンの禿ズラでTVの視線を釘付けにした枚方マスターズの高田伸昭さんは、ズラ封じのため(?)の主催者側の陰謀で、今回は招待選手扱い。お見事、7位で入賞。

さて気になるU氏のタイムは、2時間56分3秒、目標のサブスリー達成です!順位も3万人中289位(上位1%)と、40過ぎのサラリーマンオヤジとしてはかなり立派なもの。私もホッとしました!

U氏がフィニッシュする直前に「大阪府橋本府知事も無事完走!」とアナウンスが流れ、「えっ、まさかヤツに負けたの?」と驚きましたが、知事は8.8kmのチャレンジラン。だよね~。表彰式にて、平松・橋下の珍しくニコやかなツーショット。

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レース終了後は、せっかく大阪にお見えになったU氏のため、新世界の八重勝さんで祝杯を上げ、通天閣の隣の「新世界ラジウム温泉」というレトロな銭湯に送り込み、そこでお別れしました。「新世界ラジウム温泉」には何かと悪い噂もありますが、色白美男子のU氏、無事だったでしょうか…?レース翌日も会社のため4時の新幹線でお帰り、ゆっくり大阪見物する時間もありませんでしたが、ラソンのコースで大阪の名所は一通り走り抜けているので、まあいいか、ということにしました。

家に帰ってみると、お泊まりいただいた部屋にさりげなくこんな冊子が残されており、主人が絶叫していました。

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新種の宗教の勧誘かぁぁぁ~!!!

秋田公立美術工芸短期大学

建築コンバージョンの好事例として噂に聞いていたので、出張の空き時間を利用して、バスでひとっ走り見学に行って来ました。
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昔は、引き込み鉄道のプラットフォームおよび米蔵。現在は、秋田公立美術工芸短大の作業棟です。秋田杉の大きな柱がそのまま使われています。この丸太は100年ものくらいでしょうかね。

建物の一部は、市立新屋図書館(写真)および市民ギャラリー、工芸体験館になっています。ここの先生のお話では、ガラス工芸などの作業では、高い天窓から熱気が抜けてとても快適だそうです。日本酒の酒蔵の説明展示などもあり、立派に観光資源にもなりそうでした。

この新屋(あらや)という地区には
古い街並も残っているそうですが、時間切れで断念。地方へ行ってひとつも古民家を見ないという大失態。秋田市の観光ガイド等でもっと広報してください!実は見所や美味しい名産品も多いのに、秋田県秋田市も、圧倒的に情報少なすぎですよ~

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美短生と卒業生のための「いきてくカフェ」って、どういう意味のネーミングですか?もし私が考えてる意味だとしたら、ちょっとストレート過ぎやしませんか・・・(^^); ここへ来る途中にハローワークがありましたが、美大関係者かと思った乗客の皆さん全員がそこでバスを降りて行ったのが印象的でした。

ところで、京都府長岡京市大阪成蹊大学芸術学部にも、木造ではなく近代建築ですが、似たような工場→美大作業棟コンバージョンの好事例があります。しかし立命館大学附属中学・高校に売却されてしまい、残念ながらまもなく取り壊し・建替えです。ちょうど良い場所で美大として活用されていたのに、なぜ移転の必要があるのか、理解できません。ピカピカの新しい校舎のほうが学生が集まると思ってしまう経営者がまだまだ多いのでしょうかね・・・