風の又三郎 (1957年東映)

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わ、若いです!!!
風の又三郎(1957年、東映教育映画製作)にて、岩手県の山の分校の先生役です。

少年探偵団と同じ年の作品。当時44歳のはずですが、老け役でも変装でもない、素顔の嘉さんが新鮮です。
長身で細見で、颯爽としています。

ダブダブスーツ、開襟シャツ、前髪のカール・・・戦前の山奥(の物語)にしては随分ハイカラです。
言葉も思いっきり標準語だし、都会から赴任してきた若い先生、というイメージなのでしょうか。

教室で弾いている小さな楽器、あれは何? まさかウクレレ

白黒映画って本当、陰影が美しいです。
野山の風景もいい。

又三郎を始め、当時の子役はみな美形揃い。
宮沢賢治の原作通りの言葉使いも、なんだか現実離れした魅力になっています。

ところで、子供たちの「あべ、あべ、あべ」というセリフ、東北以外の方にはわかるんでしょうか?

9月26日(火)朝6時~チャンネルNECOで再放送されます。