視力0.0とバリウム初体験

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集団健康診断に行った病院でたまたま見つけた貼紙です。いや~、この「守衛へ」という高飛車な呼びかけ方がいかにも国立大学病院らしいですね。生まれて初めて目にしたな~、こんな呼びかた。でも誰かが「さん」と小さく鉛筆で書き足してくれているところが一筋の救いの光です。(見えます?)

もうひとつ生まれて初めて、今日は集団健康診断なるものに参加したのです。今までそんな福利厚生のある大企業に勤めたことないからさ~。しかしまぁ凄い人数で、次から次へとオートメーション方式で回されて、ハイ、いっちょ上がり。あれじゃ大した「早期発見」はできないでしょう。

視力なんかセルフサービスの機械で自分で測らされたら、「0.0」でしたからね!(ちゃんと見えてるのに、そのまま提出かい~^^;)せっかく長蛇の列に並んで来たのだからと、診察に行き「咳が出やすいんです」とゴネてみましたが、若いセンセは一瞬首をかしげた後、「業務に支障はありませんね、OK!」と私を追い払いました。心電図も妙にあっという間でビックリ。期待できるのは血液検査と検尿・検便くらいですね。(何を期待しているのか?)

せっかく高齢者なのでフルコースで受けましたが、最後の胃のレントゲンだけは予想外に大変でした。バリウムなるものの味の悪評は聞いていたので覚悟をしていましたが、あんなに長時間グルグルグルグル回される大変な撮影だとは夢にも思わなかったです。あの回転ベッド。遊園地の乗り物じゃないんだからさ~

「ハイ横向いて~!」なんて声かけられながらポーズを変えてパシャパシャと写真を撮られるあたりはモデルのスタジオ撮影みたいな気分がしないでもないけど、見た目はおそらくずっと情けない格好。口の周りを真っ白にして、ゲップしたいのを必死に我慢しながら・・・

私、生まれてこのかた胃が痛んだことなんか一度もないし、食欲なくて困ったこともないんです。どこが悪くても胃だけは間違いなく丈夫なのに、何を好んでこんな検査に申し込んでしまったのか…撮影台の上で屈辱的に回転させられながら、深く後悔した私です。