固定資産暴落

中古住宅売物件オークションのチラシが入ってきました。見たら、なんとうちの住所です。えぇぇっ!!!!!

よくよく確認したら、隣の隣の家が売りに出されているようでした。狭い敷地なので、同じ地番を3軒ずつで共有してるんです。我家が知らない間にオークションに出されているのではないことを知って一息ついたのも束の間、その価格に目が釘付けになりました。

『買受可能価格 3,328,000円~』

3千万円じゃなくて3百万円です。ガレージ付の5DK、土地(17坪)家屋(22坪)コミコミです。建売住宅地なので、面積も間取りも接道その他の条件もほぼ、うちと同じなんです。年々固定資産税が安くなるのが気になってはいたんですが、うちの価格ってこんなに安くなってるのぉぉぉ~(涙目)。○○さん、こんな値段で叩き売ってまでどこへお引越しされるのですか?もしこの値段で地続きの隣だったら、即、買って庭にしますけどね・・・

我家は5年半前に1100万円で購入して、まだローン残高がこの価格と同じくらいあるんです。今売ったらまさに「家賃払ったほうが安かった」状態です。25年前に新築3000万円で買った人にとっては、まさに10分の1ほどの値段に暴落しています。(自分を少しでも慰めようとしている、イヤな奴???)

しかも今から売れるって保証も全くありません。同じ路地の南東角地の家でも、売るのに3ヵ月以上かかりました。このオークションのお宅のさらにお隣は、どうしても売れないので諦めて賃貸に出しました。
そしたらそこに独身男性2名が入ったのですが、町内会費を払ってくれないのでちょっと困っています。賃貸に出してややこしい人に入られたら面倒だし、家を大事にしてくれるとも限らないからな~せっかく大阪府脱出計画を本気で進めていたのに、先行きが暗いです。

新知事さん、「子育て世代の家賃補助」もわかりやすくて結構だけどさ、「家賃より安い」に乗せられて買った家が暴落してる子育て家族のことなんかわかってるのかな?まあ、「子育て支援」は当選するなり凍結、府債ゼロも早速に撤回されましたので、何も期待しておりませんが。

うちは違いますが、賃貸の保証金を払うほどの貯金がないからという理由だけで、頭金ゼロのローンで家を購入してしまった若い貧乏夫婦って結構多いみたいなんですよ、大阪府。しかも銀行の金利ですらここ数年でかなり高騰してきているし、さらに身元のあぶない人ほど高金利で借りてるみたいだし・・・

しかし新知事さんにはそんな下流層の現状は「そんなの関係ね~」なんでしょうな。なんたって「負け知らず」が自慢の元・サラ金顧問弁護士なんですから。