イルミネーションに思う

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今年はブームが拙宅の近所まで波及してきております。しかし、うちの近所では何だか「分不相応」感を禁じ得ません。同じ羽○野市でもダル投手のご実家のあるあたりの高級住宅街ならまだサマになるでしょうが、リフォーム番組の「ビフォー」になったら良さそうな家や、家賃5万円のプレハブのアパートまで電飾、電飾、電飾です。

なんで…?もっと先にお金をかけるべきところはないの…?

娘が「あのピカピカしてるの、あかん!」と言うので「おっ、4歳にしてすでに環境問題に配慮か?」と思いきや、「今からつけとったらサンタさん来る前に電池切れてまうやろ!」。そういうことか・・・しかし「資源は有限である」という基本は押さえているようです。

連日、全国各地でのイルミネーション点灯のニュースや広告が嬉々として流れています。原油価格の高騰や、日本のCO2排出量過剰のニュースと並んで…。いくらLEDが増えたとはいえ、例えば有名な神戸ルミナリエ等の光のイベント、あれってどのくらいの電気と予算を使ってるのか、どなたかご存知ありませんか?消費エネルギーとCO2排出は、光をつけるためのものだけではないはずです。

北海道の某市役所では、財政難と石油高騰のおり、この冬は暖房を入れていないそうです。職員の皆さんはダウンジャケットに手袋という出で立ちでお仕事をされていました。寒がりの私は、見ただけで震えました。いくらなんでも北海道じゃあ可哀想だなあ・・・京都の私の勤め先では、会議中に眠くなってしまうほど、ホワ~ンと暖房が利いています。だいたい23度前後になっています。「20度にさげましょうよ」と提案したら、「えっ、そんなに暑いですか?」と聞き返されました。違うってば。

その財源とエネルギー源とCO2排出量、北海道の市役所に回してあげませんか?