金沢モチーフ?

金沢の古いお宅の座敷に必ずあるもの、それは雪見障子。

心なしかガラスの入る位置が高いような・・・もしかして、これより下は雪が積もってしまうとか?

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寒い地方で冬にお庭を眺めるには、ガラスは絶対に必要だったでしょうね。また、加賀百万石の豊かさでギヤマンを入手できたという事情もあるんでしょうか?観光客に次々と割られてしまってほとんど残っていない京都と違い、ここでは一面全部が昔ながらの手作りガラスで残っているお宅も結構沢山ありました。

さて、金沢市内のあちこちで妙に見かけたのがこの手の現代建築。

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もしかして雪見障子のイメージですか?先日もご紹介した、21世紀美術館です。

おっと、ここにもありました。金沢大学新キャンパス、自然科学研究棟のロビー。

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同じ金沢大学新キャンパスには、「雪吊りです!!!」と言わんばかりのモチーフもありました。あんまり「そのまんま」ってのはちょっと恥ずかしいので、写真は無し。

そういえば、サンフランシスコのYerba Buena Gardenにある槇文彦さんのCenter for the Artにも雪見障子風の明かり取りがデザインがされていましたっけ。あちらはご本人が「雪見障子だ」と明言していました。(←実施設計したアメリカ人が言ってた)別に金沢とは関係なかったでしょうが、「日本のイメージ」を出したかったのだそうです。サンフランシスコには雪は降らないけどね。どうも、都会の人の考えることはどこでも同じような・・・

おっと、失礼。