ヨモギ三昧と当麻寺

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高山の吉島家前の通りを少し古い町並み方面へ歩いたところで、美味しいヨモギ五平餅を見つけました!目の前で練り、胡麻油の香り高い味噌を乗せて焼いてくれました。私達は食べ歩き用を買いに立ち寄ったのですが、今度は食事をしに行きたいな~と思いました。目立たない脇道にありましたが、季節の家庭料理を出しているらしい感じの良い店でした。古い町並みのはずれにある「味にこだわる喫茶店」でも濃い~ヨモギ餅入りのおぜんざいをいただき、陣屋前朝市で土産に買ってきたヨモギ餅を昨日まで食べていた、ヨモギ好きの私です。

有名な伊勢の赤福と同じスタイルのこし餡餅で、その味・希少性からお勧めしたいのが、拙宅からもほど近い奈良県當麻町にある、中将餅です。こちらは緑色のヨモギ餅で、ヨモギの香りがプ~ンとただよってきます。もちろん、店先にはヨモギの葉っぱがイヤというほど積みあがっています。

古代の歴史と當麻寺以外に何もない當麻町の本店一店舗でしか買えないし、数量限定なので早い時間に行かないと売り切れている恐れもあるし、正真正銘(?)当日しかもたない商品なので、なかなか遠方へのお土産にできないのが悩みの種です。(奈良県人も、三重県人にまさるとも劣らない、商売っ気の無い人達なんです・・・)。クール宅急便も結構ですが、どうぞこちらまで遊びに来てください。

拙宅からこの店へ向かうには、日本最古の国道「竹内街道」から竹内峠を越えて行きます。峠のこちら側には、聖徳太子ゆかりの町、大阪府太子町の古い町並みが続いています。當麻寺の有名な牡丹のお庭は文化財的にはイマイチですが、お寺自体は立派で、国宝の曼荼羅もあります。「中之坊」には大和三名園のお庭や円窓茶室、それに珍しい酒樽の茶室等もあり、お勧めですよ!