非公開の宝

イメージ 1

やっぱり日本建築はいいな~と思う瞬間です。
目の前に広がるのは、植治の庭。

今年は一部の高木の丈を詰めたようで、
大文字が見えるようになりました。

イメージ 2

とても綺麗に手入れがされていると思ったら、職人さん、昼休みも一人で黙々と道具を研いではりました。

某大学が所有・管理している国登録有形文化財(庭は名勝庭園)なのですが、いつ利用予約をしに行っても、混んでいて断られたというためしがありません。隣接する同じ名称の近代的な宿泊施設はいつも満室で断られるのに・・・。

昨年初めて「試験公開」というのをしたらしいのですが、25名限定で、申し込みした方も抽選でだいぶ落とされたみたいです。こんな素晴らしい建築を、本当に見たい人に見せないなんて、もったいないですね・・・

と思っていたら、こんな部屋が! 何の準備なのかは存じませんが、初めて見る光景です。

イメージ 3

国際会議か何かあるのでしょうか?日本の家や庭を見たい、使いたいのなら、畳の上に座る覚悟で来てほしいのですが …

しかし、この施設をより有効活用しようということならば、歓迎すべきなのでしょうね。