服飾デザイナー誕生?

「学童でお洋服の作り方習ろたから、お母さんのも作ったったで!」とボスが持って来てくれたのは、広告紙の真ん中に穴を開けて首を通すだけというものでした。

「こんなもん、ヨダレかけか、百歩譲っても原始人のお洋服やないけ。角張った肩やカサカサ言う裾が邪魔くさくて着てられへん!」と、一度は試着したもののボロクソに言って返品すると、一旦はプーとふくれて引っ込み、しばらくしてから「これならどや!」と再度納品してきたのがこれでした。

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なんと、今度はちゃんと立体裁断になっています。教えてないのに、独学でパターン起こしですか!?肩の部分についても、顧客のクレームが適切に処理できています。しかもこれ、ちゃんと着脱ができる仕組みになっているんです。前見頃に小さなピンク色のボタンを三個つけてお洋服らしくし、手持ち部分を2重にした共布(?)で帽子とバッグも作ってありました。

コイツやっぱりデキル・・・

デザイナー本人による試着と記念撮影が済むと、さっとハンガーにかけてありました。あの~先生、本物のご自分のお洋服も、床に投げ捨てないでハンガーにかけていただきたいのですが・・・