美山の雪

2月6日、留学生13名を連れて美山の雪祭りに行く予定だったのですが、雪が全く降らず、祭りはキャンセルになってしまいました。しかし旅行のほうはキャンセルするわけにも行かないので、囲炉裏のあるかやぶき民家に泊まるだけでも良しとしましょうということで、出かけました。

ところが、京都市内をバスで走り始めた途端、吹雪くような雪が降り始めました。途中の山道では、雪を初めて見るという留学生が歓声をを上げています。美山に着いてみると、一面真っ白な雪景色。よくある写真とは違うアングルから撮ってみました。

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日帰りツアーの団体バスも次々と到着し、17時頃には人で一杯になりました。集落中にカメラの三脚が立っています。

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雪灯籠期間中だけ遅くまで公開していることを事前につきとめておいた民俗資料館は、全員で見学しました。17時からライトアップが始まりましたが、なかなか日が暮れず、もの凄い吹雪ので待つのも寒い、寒い。売店や臨時テントの中は、ぼたん汁をすすりながら非難している観光客で、座る場所もないほど。でも、景色を見ることに欲深い私は、学生らを置いて、もう一度一人で集落を一周しに行きました。この頃の時間になると、有難いことに、どこの家の屋根もきれいに雪化粧になっていました。

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皆が寒さに震えながら辛抱強く待っていたのは、18:30からの打ち上げ花火です。大阪のPL花火を知っている私には別に何てことは無いのですが、日本の花火は一応豪華なのでね。

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一部の男子学生達は露天風呂で夜遅くまで雪合戦などして騒いでいたそうですが、翌日はカラッと晴れで、かやぶきの里の家々も、午前中にはもう屋根の雪が落ちていました。雪灯籠祭りは1月31日にもあったのですが、そのときは全く雪が無かったらしいのです。私達の予定に合わせるように降ってくれたような雪に、心からありがとうございます!