日本製カメラの衰退?in Toledo

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なんとも見事な屋根の「オーケストレーション」ですね~。傾斜や色合いが上手い具合に揃っていますし、背後の丘とも合っています。この角度でこんな写真が撮れたのは、町の外の丘の上から。「12倍ズームの新しいデジカメ買って本当に良かった!」と喜んでいました。「あゆ」でお馴染みのLUM○Xの中でも売れ行きNo.1のムービーデジカメです。

と、こ、ろ、が・・・購入して2週間で、液晶われ。旅行の最後、タイの写真は、ほとんど何を写しているのか見えない状態で撮っていました。電器屋に持っていくと、どのような場合であれ、液晶には保証がきかないのだそうです。そんなあ~!!!ちゃんといつもケースに入れて持ちあるき、ぶつけた覚えも無いのに、勝手にスジが入ってきて、ついに何も見えなくなったんですよ。コンパクトデジカメは持ち歩くものなんだから、そんな弱い液晶画面を使わないでくださいよ~

最近のデジカメはファインダーがついてないから、液晶が壊れたら直すよりほかに使いようがありません。デジカメは5台めですけど、こんなおかしな修理は初めて経験しました。でもそういえば1台前のLUM○Xも、一年以内でズームバーが利かなくなりました。予備のバッテリーを2個も追加して買ってしまったので(もちろん前のLUM○Xとは互換性なし!)新品の電池2個を無駄にするわけにも行かず、泣く泣く1万円ちかく支払って修理しました。

バッテリーといえば、電池持ちも悪いです、このカメラ。今日、満タンにして出かけたのに、1時間ほどムービーを撮ったら力尽きてました。使えねえなあ・・・

旅行中も、写真200-300枚でだいたい電池一個尽きてましたから、私の場合、1日に3個はどうしても必要で、夜の限られた時間で全部充電するのが大変でした。CASI○が1000枚撮れる長時間バッテリーモデルを出していたので、かなり迷ったのですが、なんとあちらは、ムービー撮影中のズームがきかない。

前のLUM○Xもズームが利かなくて、「えっ、嘘~!」となっていたのですが、最近は「ムービー中もズームできます!」なんて売り文句になってます。えっ、それって、一昔前のデジカメだったら当たり前にできていたことですよ。私の携帯ですら、ムービー中のズームできますし。

しかもCASI○のほうは、写真のおもしろ加工とか、「絶対使うわけがない!!」アホ機能が満載。それでどうしても買う気になれませんでした。こいつら、ピントが合うのも遅いですね。しょっちゅう、「ここだ!」というシャッターチャンスを逃しました。

ハイビジョンムービーなんて要らないからさ、写真を普通に撮らせてもらえないかなぁ・・・。デジカメは、画質補正されるのがイヤだと言っている方もいました。わかる気がします。

5年位前のPENT○Xの製品は、そんなことが気にならないくらい、テキパキと撮れていたと思います。
でも何故かその後の後継機種はどんどんトロくなっていって、最近はあまり市場で見なくなりました。安くてシンプルで使いやすい製品が多かったので、銀塩の頃から愛用のメーカーさんだったんですが、
どうしちゃったんでしょ、PENT○Xさん。ご存じの方がいたら教えてください。

変な記録メディアを使わなきゃならない○lympusとS○NYは、論外なんです、私の場合。だって、安売りで大容量が買えるのはSDカードだけですから。

どこのデジカメも、いつの間にか光学ファインダーがついてない仕様になっているし、液晶は妙に壊れやすくなっているし、どうなってるんでしょうね、日本のカメラ業界は・・・。一眼と間違われるほどの写真を撮ってくれたMIN○Xのコンパクト銀塩に戻りたいと思ったりもしますが、
修理してくれる店無いし、フィルムだってどこにも売ってないし・・・ (>o<)

美しい屋根の話だったはずが、とんでもないボヤキになってしまいました。