スワンナプーム、頑張れ

イメージ 1

バンコクスワンナブーム国際空港は、ヘルムート・ヤーン設計の建物こそ近代的な感じですが、シンガポールチャンギ国際空港には遠く及ばない、サービス面での問題点が多々あります。ま、チャンギと比べてしまったら、どこの国のどの空港も及ばないですけどね・・・

往路のバンコク乗り換え8時間に一仕事片付けようと目論んでいたのですが、苦労しました。まず、ネットは、スターバックスみたいなコーヒーショップのWiFiのみで、もちろん電源は無し。各ターミナルの待合所に「充電コーナー」みたいなのが一箇所ずつあるかないかで、その場所を聞きだすだけでも何人の空港職員に尋ねて歩いたことか・・・。インフォメーションの人も知らなくて、結局、掃除係の人に聞き出したのですが、空港で電源の場所を聞くの乗換え客ってそんなに珍しいですか???

しかもそのようやく見つけた電源は、充電タワーが立っているだけで、テーブルが無いのです!長いコードで何とか電源は引っ張った先は、1時間座ってたらお尻が痛くなるような固い待合椅子!(写真の緑の椅子とは違う、金属製の椅子でした)

乗り換え休憩用ホテル(Transit Hotel)にビジネスセンターがあるって聞きましたけど、利用料金15000円~/日って、なめとんのかー!

チャンギでは、あちこちにAC電源とEthernetのついた作業テーブルが無料開放されていました。ゴールドラウンジやビジネスラウンジに縁のない私は、それだけが頼りです。バンコクも、数個のゲートに一台くらいの割合でネット専用機が置いてあって、メールチェックやネット検索だけなら、一人15分まで、無料で見ることができます。とはいえ、そのネットマシンが壊れていることもあって・・・大事な連絡や調べ物があるなら、空港内をあてにしてはいけません。

あ、もうひとつ、トランジット(乗換え)の待ち時間用の市内ツアーの話。これが存在するのか無いのか、出発前にどう調べても、どこに聞いてもわかりませんでした。結論としては、ありましたが、超・有料。特に一人旅の場合、5000円~(4時間?)とバカ高いことが、申込書を見て初めてわかりました。

シンガポールでは、観光局が提供しているガイド付き無料バスで、空港から市内へ連れて行ってもらい、自由行動の後、また連れ帰ってもらいました。もっともシンガポールでは、空港から市内まで地下鉄でも簡単に行けるのですが、バンコクは、空港鉄道ができてないから、市内に行くにはバスかタクシーしか無いんです。トランジットで一度外へ出るための空港税は700バーツ(2000円強)が込みでない航空券の場合チェックインカウンターとは違う、支払いオフィスに行って、現金で支払わなければなりません。
(該当する方は、現金、2000バーツ分は用意しておきましょうね)

幸いだったのは、マドリードから関空まで、預け荷物をスルーしてもらえたことですが、もし一度荷物を受け取ってしまったら、空港の荷物預かり料金は200バーツ(600円強)だそうです。日本のコインロッカーより高いではないですか!!!

私は、タイ王家とタイの国民をとても尊敬しているのです。もう一息頑張って、是非、シンガポールと並ぶような空港を作ってください!

イメージ 2