タイの乗り物

スペインからの帰り、バンコックでの乗換えが、丸一日あいてしまいました。 いや、わざとあけたんだったかな・・・忘れましたが(笑)

しかし空港から町へ行く鉄道の完成がまたもや延期になってしまい、 バスはややこしいしタクシーはボラれる場合があるというので、どうしようかと・・・ 悩んでいたら、昨年私の授業を取ってくれたタイ人留学生のお母様が「地元民として、ご案内しますよ^^」と申し出てくださったのです。

空港に名前を書いたプラカードを持って出迎えにきていただいたのは、14年ぶりでしたが、 なんと有り難いことに、タクシーをチャーターしてあちこち連れて行っていただきました。 地元の方と一緒だったので、わからないこともいろいろと質問することができました。 私が最も興味を持ったのは、この様々な乗り物です。

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小さな3輪車タクシーは「トクトク」と言うそうで、「あれは危ない」と留学生本人は言ってました。 お母様の話では、彼の友達でトクトクの運転手をしている子もいるそうです。様々な会社のバスがあり、窓が閉じているのはエアコンつき、開いているのはエアコン無し。当然ですが、エアコンつきのほうが料金が高いそうです。

日本でも大都市では各社のバスが地域または路線を分け合って走っていますが、料金やサービスはどの会社でもだいたい統一されていて、共通回数券までありますよね・・・。タイって、自由競争の国なんですね!

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青いバスは、どうやらエアコンつきの高級「私立」バスのようです。赤いラインの入った市営バスは、エアコン無しで、無料の路線もあるそうです。無料のバスには正面に「税金で無料化しました!」と書いてあるそうです。 文字が読めたらもっといろいろと面白いことがわかるんでしょうね。

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タクシーは本当にカラフルで、どれもピカピカで新車っぽかったのが意外。チャーターしてくださったタクシーの運転手さんは、お母様の元同僚らしいです。 定年退職した後、タクシー運転手をしているんだとか。 タイでは、サラリーマンの定年は54歳だと聞きました。

ずいぶん早いような気もしますが、そういえば日本も昔は55歳定年でしたね。

後ろの緑色の小型バスは、それぞれ、運転手がオーナーだそうで、個人タクシーならぬ個人バス。 一応ベンツですが、安全性の問題から、政府は禁止の方向で検討しているとか。 「廃止される前に写しとこ!」と一生懸命写真を撮っていたら、笑われてしまいました。