殿が谷戸(とのがやと)庭園

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国分寺駅の南口から徒歩1分。都立公園ということですが、手入れの行き届いた立派な日本庭園でした。同じ都立でも、汐留の浜離宮庭園よりずっと管理状態は良いと思いましたよ~。学会のプログラムを一部サボって行ってみて、本当に良かったです。

広々とした芝生に立派なカエデ(紅葉の時期は人気スポットでしょうね)、丘陵地形を生かした渓谷風の池、竹林、野草園、花木園、藤棚、萩のトンネル・・・工夫を凝らした見所が満載で、飽きません。1時間くらいはかけてゆっくり一周すると良いでしょう。

池の周辺は段差のキツイ飛び石が続き、足元の不安な方にはやや危ないかも、です。ハイヒールはやめて、歩きやすい靴で出かけましょう。

園内には野草の種類が豊富で、好きな方にはたまらないでしょう。それから、モッコク等の常緑広葉樹のお手入れのしかたが心なしか京都風・・・あちらで修業しましたか?

深い渓谷を見下ろす東屋でお喋りを楽しんでおられたご婦人方の優雅なお言葉遣い、あれが「武蔵野夫人」なのでしょうか?

中央線沿線のこの辺りには初めて来たのですが、町はちょっとレトロで、緑が多く落ち着いていて、良い感じ。今さら東京には住みたくないと思っていましたが、この辺りならいいかも~、と思ってしまいました。それにしても、早稲田実業がこんなところに移転していて、しかもいつの間にか共学になってて、ビックリしました!