造幣局・サクラの通り抜け

毎日天満橋で乗り換えて通勤しているわりには造幣局の「通り抜け」には行ったことがない私でしたが、朝のニュースで紹介されているのを見て、娘とおじいちゃんが「行きたい!」と言い出しました。3月からずっと「花見したい、花見したい!」と叫び続けているボスを差し置いて吉野、京都と、「これでもか、桜ツアー」をしていたお詫びに、急遽行くことにしました。

今年の「通り抜け」は15日~21日の公開でしたが、ちょっと開花時期を読み違えていましたね。18日でもかなり終わりかけでしたから、21日では完全に葉桜だったのでは?もっともお役所のことですから、気象変動に合わせて予定を動かすなんてことは不可能でしょうが・・・

それでも週末だけあって、天満橋の駅から、交通整理が出るほどの人、人、人、の洪水。この日の観覧客は152,220人、今シーズン最大の人出だったようです。写真撮影にちょうど良い夕方の光を狙ったつもりでしたが、駅からの道があまりに混雑していたため、到着した頃にはもう日暮れ。(←またかい)

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食べ物持込禁止なので、柵の向こうの川沿いの露店から漂ってくる焼き鳥等の匂いにお腹を空かせつつ、全長560mの桜並木を通り抜けしてきました。「立ち止まらないで下さい!進んでください!」という警備員さんの呼びかけも虚しく、あちこちに、カメラや携帯を構える人だかり。

そらそうやわな~

もっとツワモノなのはうちのボスで、持参したノートとクレヨンで、桜の枝をスケッチしてご満悦でした。こちらのサクラは、雛人形セットに並んでいそうな、八重咲の派手なものが中心でした。348本126品種、全国各地約20都道府県からの花が咲いているそうです。


はい、サクラの話は、今度こそ本当にこれで終わりにします。今まで40数年間、花見なんてものには全く興味のない私でしたが、今年は一生分のサクラを一度に見たような気がいたします。