鴨川渡り

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私が京都で一番自慢の場所です。皆さんよくご存知で、葵祭りの鑑賞スポットまで川を飛び渡って近道していました。

こんな「渡り」が鴨川には数箇所ありますが、本当はこんなふうに渡ってはいけないのです。これらの「飛石もどき」は川の流れをコントロールするための土木施設であって、公園施設ではありません。こんな楽しい所を作っておいて「公園ではありません」はね~よな~、京都府土木事務所さん。

石と石の間は大人でもジャンプしないと渡れない距離だし、川の流れも、中に立つのが大変なくらい速いです。だから皆さん「自己責任」で渡っておられます。夏になると水浴びしている子供や外人さん(!)も多いです。私も川っぺりに住んでいた頃は、よく長男(当時1歳)をここで遊ばせていました。自己責任で・・・。教え子がここでビキニで寝そべって注目を浴びたこともあります。金髪とラティーノのうっとりするような美女2人組だったので、目立ったのなんの!

嵐山のほうの保津川では数年前、遊泳していた留学生が流れにのまれて亡くなったりもしましたが、利用者が減る気配は一向にありません。三条木屋町のTIMESビルも高瀬川(疎水)の水辺に建っていますが、設計者安藤忠雄氏の「落ちても誰も死なへん」の一言で、柵ナシの特例が認められました。京都のお役人が一味違うのか、京都人には伝統的に川に入るDNAが備わっているのか・・・

「自己責任で」遊びたい方のために、おいおい京都の水遊びスポットをご紹介していきますね!