JR分割民営化にまだ反対

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20周年記念とやらで青春18が8000円なので、旅行に出かけることにしました。行き先に私だけの用事もあるので(ウシシ)、今回は一人旅です。しかし、家族というものを持って以来、私の旅人としての牙はすっかり折られてしまったようです。家を出た途端、もう寂しくて帰りたくなってしまっています。

知らない線に乗って知らない町に行くというのに、全然ワクワクしません。ボスが朝起きてお母さんがいないことを知ったら怒るかな…胸が痛みます。今はまだいつもの駅でいつもの電車に乗っているだけなのになのに、背中の皮膚が引き剥がされていくようで落ち着きません。5時台の通勤電車がこんなに混んでいるのかと驚きながら、天王寺に着きました。

電話で購入した帰りのムーンライトながら(夜行快速)の指定券を受け取りに、5時30分から開いている中央口のみどりの窓口に向かいます。JR西日本のご予約センターでカード決済したので、西日本管内(滋賀県米原まで)の駅でないと受け取れないのです。西日本の者がJR東日本の切符を電話予約するにはこれしか方法がないのです。カードでないと鉄道の切符が買えないというのも馬鹿げています。中学生や高校生はどうしろってのよ…

それだけならまだ良かったのですが、窓口の若い係員さんが「う~ん、発券できません。少々お待ちください。」などと言って奥に消えてしまいました。おいおいおい、こっちは1日1本しか不可能な地方線の乗り継ぎを組んであるんだ、少々待てねえよ…

誰もいないガランとしたみどりの窓口に待たされること20分、やっと出てきた駅員さんは、向こうが使えと強制して決済させたクレジットカードの今度は払い戻しの書類に記入させ、なけなしの現金510円を巻き上げた上で、ようやく手書きの指定券を売ってくれました。「他社の切符なので…」と謝ってくれましたが、他社って、せまい日本の一本の夜行電車じゃないですか。あの広いアメリカのAmtrakですら全米統一サービスなのに…

余裕のはずだった時間もすっかりギリギリになり、大阪駅ではちょっと走って、予定通り(と言っても一番遅いパターンの)7時3分発新快速米原行になんとか座れました。出発の朝の切符受け取りはもうせんとこ。心臓に悪過ぎ…

今、滋賀県の大津を出るところです。