ショックな建築雑誌

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久しぶりに市内に出る用事ができたので、大阪駅前第二ビルのマニアック楽譜店を覗いた後、堂島の大書店に立ち寄ってみました。ここでは在庫も実に豊富で、立ち読みならぬ「座り読み」ができる机と椅子があるのですが、残念ながら今日も満席。

マニアックなデザイン雑誌なども揃っており、バックナンバーも在庫ある限り置いてあります。書店にもロクな品揃えのない拙宅地域ではついに見つからなかった雑誌を2点求めました。学生さんにはこういうビジュアルな雑誌のほうが親しみやすいかと思い、教材に使う魂胆です。(↑自分もそのほうがラクなんだろ!)非常勤なので経費で落ちないのが辛いとこですが…

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色々な本からの寄せ集め的な情報ですが、結構詳しくわかりやすく書いてあるじゃないですか!ここに掲載されている茶室はほとんどが見学不可なことだけが、読者にはお気の毒ですけどね。(いかにも簡単に入れるような印象を与えているので、京都まで行ってガッカリしないように。)

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昔ながらの日本建築本みたいに社寺の一辺倒ではなく、民家も取り上げられていて好感度「大」です。(と同時に、だんだん悪い予感が・・・)

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デザインや空間論にとどまらず、施工の話や職人のワザに触れている点も高く買います。(不安増大)

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おや、庭園ページには旧知のお方も登場。ちょっぴり嬉しかったりして・・・^^

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建築や庭園の意味も、マンガやイラストでわかりやすく説明されています。(ゲゲッ、ネタ取られた)こんなわかりやすく説明されたら私の喋ることがなくなっちゃうよ・・と不安感が高まったところへ、

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ガーン!!! 英語訳までついてるじゃないですか!ああ、これはもう完全に失業です・・・(悪い予感、的中!)NHKでも、「伝統建築と環境共生」といった非常に聞き覚えのあるテーマの番組をやるようです。先にマスメディアに乗った者勝ちですから、しゃーない。でも、まっいいか。そのまま録画して授業に使ったろ。(↑こういうお気楽な態度がいけない・・・?)

別に今までその道の第一人者だったつもりもないですし、時代のブームに追いつかれ追い越されても、何も文句は言えません。常に全力で走り続けてないと、仕事なんてすぐになくなってしまいます。

生きていくって本当に疲れるなぁ・・・

特技のつもりだったものが年々減っていき、寂しさいっぱいのDoodlin'です。もう、二種免許とって英会話観光タクシーやるしか生きていく道は残されていない???

(これらの雑誌の存在はあまり広めたくなかったのですが、ショックでつい書いてしまいました)