お菓子の美術品
なぜかというと、ご招待券をいただいたからです!(←絶対、無駄にできない人)
しかし、お菓子の試食会ならいざ知らず、お菓子の展覧会とは!?
その趣旨がとても理解できませんでした。(←まだ試食への期待が・・・)
その趣旨がとても理解できませんでした。(←まだ試食への期待が・・・)
「食器の並べ方なんか見てどうすんのさ?」くらいに思っておりました。
しかし、行って見てよくわかりました。
まるで陶器か彫刻かと見紛うばかりの、砂糖と卵白と小麦粉で出来た美術品の展覧会だったのです!
まるで陶器か彫刻かと見紛うばかりの、砂糖と卵白と小麦粉で出来た美術品の展覧会だったのです!
こちらはお菓子のベルサイユ宮殿。
制作には、スタッフ70名で、2ヶ月間かかったそうです。
(敬意を表して大き目の写真でアップしましたので、クリックしてみてください)。
写真撮影禁止と注意されたので(うわっ、ゴメンナサイ!)これ以上は撮れませんでしたが、
ヨーロッパ各国の家庭に伝わるケーキや、砂糖でできた装飾品の数々も展示されていました。
ヨーロッパ各国の家庭に伝わるケーキや、砂糖でできた装飾品の数々も展示されていました。
華麗なテーブルセッティングには、そのパーティのテーマに沿った精巧な砂糖細工のあれこれが、
食器の合間に美しく飾られ、食事の楽しい雰囲気を盛り上げています。
食器の合間に美しく飾られ、食事の楽しい雰囲気を盛り上げています。
それらの装飾品もこのベルサイユ宮殿も、食べてしまえば消えて無くなってしまうものです。
たった一瞬の「あっ!」という喜びをお客様にさしあげるための、ここまでの労力・・・
たった一瞬の「あっ!」という喜びをお客様にさしあげるための、ここまでの労力・・・
逆説的かもしれませんが、茶道のおもてなしにもつながる心意気を感じ、胸を打たれました。
ご自分の信じる美を追求され、それを果敢に行動に移し、実現された元祖・起業家です。
そんな強い意志と情熱は内に秘めてか、とても上品で、70代にはとても見えない綺麗な方でした。
そんな強い意志と情熱は内に秘めてか、とても上品で、70代にはとても見えない綺麗な方でした。
世界が違いすぎてとても目指せないとはいえ、立派な方だなぁとすっかり感心してしまいました。
ふと見ると、他の来場者は皆さん芦屋か神戸あたりの奥様風・・・
テーブルセッティングについて語り合いながら熱心に見学されています。
テーブルセッティングについて語り合いながら熱心に見学されています。
「うぅ、場違い~!なぜ私はここにいる~???」と息苦しくなりながらも、
そんな予感がして、靴だけは良いものを履いて来たことにホッとするDoodlin'でした。
そんな予感がして、靴だけは良いものを履いて来たことにホッとするDoodlin'でした。