天橋立で贅沢

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イメージ 2 どう考えても身分不相応な旅館・・・

日本三景のひとつ「天橋立」を
客室から一望できる宿、玄妙庵です。

このお部屋は31号室「喜久の間」。

以前は真中に縦桟の入った窓でしたが、
昨年一枚ガラスに取り替えたことを確認し、

それならこのお部屋!っと決めました。
(これって裏情報かな~)

シンプルな造りの気取らないお部屋ですが、
3階の角部屋なので眺めは最高です。


イメージ 3玄妙庵自慢の、京風懐石料理。

まず前菜は季節感あふれる「菊鮨」、
黄色や紫色の花びらが入っています。

(あ~、「お部屋と同じ名前ですね」
と反応すべきでした!しまった!)

見目麗しく美味しいお食事は、
まるで京都市内の老舗旅館のようです。

しかも地元出身の若い仲居さんが、
老舗のベテランさんにも劣らない心配り。

くつろいだ時間を過ごさせていただきました。


イメージ 4日の出を見たかったので早起きしました。
(↑強欲なんだから、もう・・・)

もし天橋立側のお部屋がとれなくても、
ロビーラウンジからもこの景色が望めます。

日の出は午前5時45分。
仲居さんが調べてくださいました。

天橋立まで早朝散歩に出る予定でしたが、
部屋からの眺めがあまりに良いので中止。

ずっと窓にへばりついておりました。
(アワニーホテルでも同じことしてたぞ・・・)

イメージ 5日中の眺めは、ここに泊まらなくても、
お隣の天橋立ビューランドに上れば同じです。

でも営業時間内で日の出は見られません。

お部屋でゆっくり見られるところも贅沢です。
浴衣で股のぞきすると不細工でしょうが・・・

昨日は予定が遅れて5時頃のチェックイン、
すでに太陽は西の山の向こうでした。

もう1時間早く到着すれば、
夕陽に輝く天橋立を拝めたかもしれません。
うぅー、残念!

イメージ 6本当はもっと早くチェックインして、
天橋立を歩いて渡る予定だったのです。

全長3.6キロ、片道1時間弱の道のりです。
美しい松林と砂浜がひたすらに続きます。

旦那は以前、「何もないじゃねぇか・・・」
と思って途中で引き返したそうですが、

実はこの対岸には、伊勢神宮の元宮である
籠(かご)神社があります。

天橋立は、籠神社へと続く参道なのです。
心を清めながら歩くことに意味があるのです!



イメージ 7大浴場は日替わりで男女が交代します。
この朝は、女風呂は階下のほうでした。

男湯では湯船から日の出が見えたそうです!

もう少し高いお部屋だと展望風呂がつきます。
さらに高いお部屋だと総ヒノキだったりします!

この階下の大浴場やトレーニングジムからは
天橋立が完全には見えないところを見ると、
やはり3階からがベストアングルなのでしょう。

ここは是非、直接宿に電話かメールして、
お部屋指定で予約したいところですね。


イメージ 8ところで昨夜の女湯では、オバサン3人連れが
小さな露天風呂を延々と占拠していました。

混んでいるのを見た私が浴室内に引き返し、
明らかに待機しているのを見ながらも、

とうとう時間ギリギリまで出てくれず、
私は露天風呂を諦めざるを得ませんでした。

城崎温泉の外湯めぐりでは、
次の人が来たら場所を譲るというマナーが
どのお客さんにも浸透していましたが・・・

天橋立でただひとつ、残念な思い出でした。

イメージ 9ところでこれは何でしょう?

巨大な手鏡・・・と思ったら本当に鏡でした~!
蓋には蝉の形をした取っ手がついています。

鏡の傾斜と縁の小さな突起を利用して、
留め金無しで蓋が止まるようになっています。

機能的で洒落たデザインだと思いませんか?

客室のある棟は比較的新しい建物でしたが、
あちらこちらに雅な感じのデザインが施され、
談話室にはCDや本も揃っており・・・

もっともっとゆっくり滞在したい旅館でした。



イメージ 10「いい旅館ですね~」とボスもご満悦。

でもなぜか共通語で敬語になってました。
(彼女なりにフォーマルな気分?)

「またここ来たいですね~」と言われて、
返答に困る両親・・・

だって実はここの宿泊、
ジム先生からのご招待だったのです。
(やっぱり怪しいと思った?)

Once in a lifetime experienceをありがとう!