ここにも天下り?

少子化で大学も学生の奪い合いです。
我がバイト先の大学も、ついに昨年、受験料を値下げしました (^o^;)

学生がいないのに、どうしてこんなに新設大学、新設学部ラッシュなのでしょう?

真相は、「国立大学研究者の天下り先の確保」らしいです。

情報、環境、国際等の名称がついている新学部は怪しいという風評もあるようです(ちっ!)

うちに限って言えば断じて違うと保証できますが、事実、そういう学際的な名前のところの多くは、
教養学部を始め、解体された学部・学科の先生方の移動先であることが多いのです。
(名前だけ変えても意味ないと思いますが・・・)

恐れ多いですが、天下の東京大学様の「新領域創成科学科」「学際情報学府」とか、
むっちゃ「怪しい」感じを受けるのは私だけでしょうか?
(研究内容を見てみましたが、「難しすぎてわっけわかんねー!」ので文句も言えませぬ・・・)

昨年もある大学で、文化財級の建物を校舎とする素敵なの建築学科が創設されました。
学費が高いだけのことはあって、一人一台の製図机とコンピュータなど、設備はゴージャスです。
アメリカの大学のような「スタジオ教育」を目指しているそうですが、
それなら何故ワタシを呼ばないのか!? (←遠吠え)

大事な20歳前後の4年間を費やし、どんなに安くたってウン百万円の授業料を支払うのです。
働いて収入を得ることと比較すれば千万単位の投資です。
私も無理して子供の学費を支払っているので、親御さんの立場は身にしみてわかります。

アメリカの大学では自分でローン組んで学費払っている子が多いので、授業内容が気に入らないと
「金返せ!」って本気で文句言ってきます。
(私も、切迫流産で授業がちょっと手抜きになった時、言われちゃいました)。

大学の「名前」なんて何の意味がなくなる時代がもうそこまで来ています。
名前の意味がなくなれば、「単位」の意味もなくなります。
(Doodlin'など、単位だけなら売っても余るほど持ってます。資格と同じく、虚しいもの)。

費用対効果が得られて、我が子の将来の身を助ける何かを身に着けてくれるよう、
大学は内容をよくよく調べて慎重に選びましょう。