オークションする人々

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あ~疲れた。

今日は一日、オークション品物の梱包で終わってしまいました。

今回は超大型サイズ2点(ベビーベッドと園芸三脚)だったので、
ダンボール箱をいくつも切って貼り合わせ、ピッタリサイズの箱を自作。

狭い作業スペースで大きなものを作るのって、本当に大変です。

天井裏を這いずり回って古いダンボールを集めてきたものだから、からだじゅう埃だらけ。
(断熱の足しに、と古いダンボールやプチプチを敷き詰めてあるのです)

たった数千円にしかならないのに、アタシいったい何やってんだろ・・・
株などで一瞬で数百万円儲けている人達から見たら、ただのバカでしょうね。

『粗大ゴミ』に出したほうが簡単だってわかってても、ついついこんなことばかりしてるのは、
お世話になったモノたちが清掃車でバリバリバリっと潰されていくのを見るのが忍びないから。

我が家ですでに三代目のベビーベッドは、天寿を全うしたとも言えるのですが、
「まだ使えるし、引き取ってくれる人があれば」と1円で出してみました。

前回は一人も入札してくれなかったのに、今回は競争が起こり、予想を上回る値がつきました。
オークションにも旬(シーズン)があるんでしょうか。

私に輪をかけて欲のないウチの旦那様は、私がオークションで何か売るたびに、
「そんな中古品でお金とったら悪いよ。落札してくれた人にあげちゃったら?」と言います。

でも、写真撮ってサイズ測って出品ページを作り、梱包して発送したりする手間を考えたら、
結構何時間もかかっています。少しくらいはもらわないとね・・・

特に今回は、超特大サイズを宅配便並みに安く送る裏技の手間もかかってます。
(梱包の手間も発送費用も、業者さんが大量まめとめてすれば何でもないことなんでしょうが・・・)


とはいえ、こんな古いベビーベッドにお金をいただくのはさすがに申し訳ない気がして、
もう一度隅から隅までピカピカに拭き挙げ、できる限り丁寧に箱詰めしました。

ミッフィーちゃんのイラストも剥げ落ちた古いベビーベッドであることは変わりませんが、
少しでも気持ちよく受け取ってもらえますように、と祈りつつ・・・

箱作りの大変さが身に沁みてくるうち「1円じゃなくて良かった」と思い始めたことは認めますけど。

アメリカにいた頃からeBayやYahooのオークションで中古品を売り買いしていますが、
いまだにイヤな目に遭ったことは一度もありません。

たまたま私がラッキーなのかもしれませんが、皆さん誠実で感じのよい方ばかりです。

少しでも節約しようと中古品を買ったり、捨てるのがもったいなくてリサイクルしようとしている同志だから、似たような人々が集まるのでしょうか。

オークション経験は、アメリカでも日本でも驚くほど似ています。国民性の違い、全く感じません。

不景気が続いたおかげなのか、インターネット普及のおかげなのか、
日本にもオークションやリサイクルショップが増え、帰国した浦島Doodlin'はとても驚いたものです。

こんな効果があるなら、不景気も貧乏も捨てたものじゃない・・・

あと欲しいのは、Swap shop(スワップショップ)です。←変なパーティと勘違いしないでね。

スワップショップとは、不用品を勝手に置いてきたりもらってきたりするための物々交換所なのですが、
留学中は家族3人の着る物も家財道具も、スワップショップに本当にお世話になりました。

保育園にも子供服のスワップショップ作りましょうって何度も提案しているのですが、聞いてもらえません。

確かに、お古はバザーでも売れ残ります。
(うちは、下着でも何でも、お古welcomeです!)。

きっと湯水のように新品を買ってくれる甘いおじいちゃん・おばあちゃんが多いのでしょうね。

同じ理由からか、ベビーベッドも「差し上げます」に出していたのに誰も引き取り手がなかったのです。
落札者様、本当にありがとうございます!

園芸三脚を買ってくださったのは九州の植木屋さん。
挫折した私の分も可愛がってやってください、と思って送り出します!