高度成長期

イメージ 1

3月11日以前に仙台で見つけた観音様ですが、これ、現在どうなっておりますでしょうか?お寺さんではなく、バブルの頃に不動産屋さんが建てたものだそうです。

この観音様の善し悪しは別として・・・バブル以前、高度成長期頃の日本を少しでも知っている自分は幸せだったな~と思うことがあります。

右肩上がりに世の中が動き、皆一生懸命で、おかしな悩みなど持っている暇は無かった。戦後間もなくを知っている方々には、もっと凄いドラマが展開されていたのでしょうけど!

最近、「桂離宮」で大変お世話になっておりますNHKプロジェクトXのうち30タイトルが、DVDが各1995円(実勢価格1500円くらい)になったことを知り、早速に何本か見てみました。宅配便、コンビニ、ダイニングキッチン、東京タワー、世界最速国産コンピューター ・・・etc.今はあって当然と思ったり、環境問題等から世の批判にさらされているようなものでも、当時の人々の切実な需要や、開発に関わった人々の半端ない苦闘を見ると、少し見方が変わってきます。

あの頃、ほとんどの「仕事」は世の中のために必要な仕事だったような気がしますし、少なくともその仕事を必要と信じ、誇りを持って働いていたように思います。

あちこちで「昭和」がブームになっているのも、分かる気がします。こういうことを言い出すと歳なんでしょうが。