新学期

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スペインの写真もお見せしきらないうちに、とうとう新学期が始まってしまいました。写真は、トレド旧市街の南西部と、タホ川です。

今日は、新しい交換留学生7名とそのチューター達が私の部屋に集まってワーワーやってましたが、早速に小さなトラブル続出で、何かと段取りが大変なんです、これが。まあ、皆さんなんとか楽しそうに新たな学生生活を始められたようで、良かったです。

さて、今日は英語のクラスへ行ってみると、ガランとした大教室に7~8名しかおらず、皆寝ています。
いつもは70~80名いる科目なのに、どうしたことでしょう!これがアメリカの大学ですと、学生が12名以下のクラスはキャンセルになったりします。ここでは、とりあえずそういう心配はありませんが・・・

 ・80部ずつコピーした配布プリント、どないすんねん・・・
 ・受講生が20名以上いてへんかったら、クラス予算取り消けされるんちゃうか・・・
 ・TA2人も雇てるのに、給料の支払い、どないすんねん・・・
 ・私が先学期の授業をしくじったみたいに思われるやん・・・
 ・そんなに評判は悪くなかったはずなのに、何か他の必修科目とかぶっとんのやろか・・・
 ・ま、ええわ、せっかく少人数なことやし、山ほど個人指導したろ・・・

等々と一瞬にして思いを巡らし、頭の中で新しいシラバス(授業計画書)を書き上げ、教壇に立っておもむろに喋り始めました。「えー、今学期は受講者が少ないようですが、何にせよ、時間通り始めさせていただきます!」すると前のほうで机にうつぶしていた女子学生が顔を上げ、「センセ、まだ15分前ですけど?」

「え・・・?」

私が時間を間違えていたのですね~結局その後、続々と人が入ってきて、結局、80名の教室に座りきれない状況。私がいかにアホで(言わなくてもすぐわかると思いますが)、くだらない話しかしないわりに課題は山ほど出ることを説明し、「こんな科目は取らないほうがいい!」と必死に説得。賢明なKY大生の皆さんのことですから、来週はぐんと人数が減ってくれることと思います。