スペインの戦利品

ここんとこずっと建築ディティール等の固い話が続き、興味のない方はウンザリだったと思いますので、ちょっとここいらで一休み。

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日本製のカメラや電気製品を売っているお店でしたが、それにしてもスゴイ「日本人」のイメージ・・・。そういえば、スペイン製の電気製品とか自動車ってあまり聞きませんね。イタリアにはOlivettiもFiatもありましたけど…。農業もしてないみたいだし、スペインの産業って何なのですか???街で見かけた商品は、武器と、加工肉類と、革製品が異様に多かったですが…

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マドリードの空港でお土産物店を見ても、これといった特産品らしきものが見当たらないのですよ。サッカーチームのグッズと…あとはスイスのチョコレートがやたらと売ってましたが^^; というわけで、今回もお土産は無しです。皆さんごめんなさい!

ところで今回私は「スペインの9月は暑い」を真に受けて準備したので、夏服しかありませんでした。ところが行ってみたら朝夕寒くて、街の皆さんは上着、コート、ひどい人になるとマフラーまで着用。「何でもいいから長袖を買わないと凍え死ぬ!」ということで、会議解散後、真っ先にラストロへ。ラストロは、規模としてはヨーロッパで最大とも言われている、マドリードの日曜の蚤の市です。でも、パリやアムステルダムや京都の蚤の市みたいに面白い骨董品が並んでいるわけではなく、実用的な日用品を安く売っているのと、別にどうってことはない手作り品ばかりでした。

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しかし「どれでも15ユーロ(2000円)均一!」の古着屋さんで、柔らかな革のロングコートを発見。どこにも汚れも傷みもなく、試着してみたらサイズも合ったので、その場で即買いしました。

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(Vサインしたい気持ちを抑えてほくそ笑むワタクシ)

昨年のアントワープでは、「服買いに行くで~」という同僚達を尻目に、家ばっかり見て歩いてたら時間切れ。今年は少し日程に余裕があるので靴くらい買いたいなと思っていましたが、結局はスーパーに行く時間も無し。

日本に帰って調べたら、これととても良く似た革のコートが、新品では5~6万円で出ているのを見て、ニンマリ。今回の戦利品は、これだけで良しとしましょう。