ボス、ベジタリアンになる!?

スペインのセゴビアでは生後2~3週間の子豚の姿焼きが名物だという話をしておりましたら、
「動物を食べるのはあかんなあ。動物は殺したらあかん。」とボスからのご意見。

野菜嫌いでいつもお肉ばっかり食べたがるボスが、いったいどうしたことですか!?
そういえば最近よく、動物園に行ったり、農林センター(牧場)で牛と戯れたりしているようです。

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ついに動物愛護の精神が芽生えたのか!!!

と思いきや、

「殺して食べたら動物がいなくなってしまうやろ。
 そしたら皆が動物の姿を忘れてしまうから、
 子供が動物園の絵を描けなくなって困るやろ。」 

そ、それはまたずいぶん、手前勝手な理屈ですねぇ・・・

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ボスのお得意モチーフ「動物園」
(象さんのお口の位置が間違っとるぞ、おい・・・)

「食用に飼育されている家畜と動物園の動物は違うんですよ」と言いかけましたが、
そんなことを小学校一年生に説明してもラチがあくかどうか・・・で、やめときました。

逆に、この際だからこの「動物愛護」精神に絡めて野菜嫌いを反省させてみるべしと思い直し、
「動物を食べてあかんのやったら、私達は何を食べたらいいのでしょうね?」と誘導してみたところ、

「普通のお肉食べたらええやん。」

ふ・つ・う・の・お・に・く???

「それはつまりスーパー等で売られているお肉のことですか?」とお聞きすると、
落ち着いた声、何を今さら聞いとんねんと言わんばかりの顔で、「そうや。」

つまり、姿のまま丸焼きされているのが「動物」で、
スライスされてパックに入っているのは「普通のお肉」なわけですね。

うーん。

ボスに野菜を食べさせる道のりはまだまだ長いようです。