お受験日記4-直前対策編

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今日は生まれて初めてのお受験(初めてに決まってるか・・・)の第1日め。ボスと私にとっては長~い1日でした。

午前中は、保育園で月に一度、その月に生まれた子のお祝いをする「おたんじょうかい」。ボスも主役の一人でしたので、当該月誕生児の保護者として招待され、参観に行きました。

「お母さん、おたんじょうかいに来る時な、10分早めに出て、○○神社でおまいりしといてな!」というボスのご指示がありましたので、保育園の目の前にある神社さんに合格祈願をしてまいりました。

演劇をしたり歌を歌ったりプレゼントをもらったりと楽しいひと時を過ごした後は、午後からの入学試験に間に合わせるべく、早退し、昼食→身支度→お出かけ、という予定です。

お友達に「○○ちゃん、どこ行くの?」と聞かれ、私は「ないしょ^^;」とお茶を濁していたのですが、「○○な、テスト受けに行くねん。△△小学校に行くねん!」と宣言し、本人はいたって強気です。

ボス、あなたのその自信はいったいどこから来るのでしょうか?直前模試での悲惨な結果は本人にも包み隠さず伝えてあったはずですが・・・

しかし、今日のペーパーテストは男子が午前、女子が午後でしたので、ボスが女子で幸いでした。もし「おたんじょうかい」と時間が重なっていたら、このお受験の話は最初から無かったことでしょう。

保育園ジャージからよそ行きのすました服に着替え、キリリと三編みをしたら、いっきにお受験モード。「上履き入れたか?」「ハンカチ入れたか?」「干し梅は?」と、ボスのほうが親のようです。

そしてわずかな時間にも、やりかけの問題集を開いてお勉強しようとしています。発表や講義の5分前までバタバタしている自分の姿に重なります。

しかしこの姿を見て、半分くらいしか手がつけられないまま諦めていた問題集を「試験前になんとか最後まで終わらせたい!」と思い直しました。

とはいえ遅刻は絶対厳禁なので、ギリギリまで家で問題を解いていては危険です。各駅停車なら約30分間座れるので、電車の中でやることにし、問題集と赤青鉛筆をカバンに入れました。

いかにも入試当日といった格好の親子が電車でジタバタと勉強しているのはあまりみっともいいものではありませんが、こうなったらもう恥も外聞もありません。

終点のひとつ前の駅あたりで最後のページが終わり、「やったーっ、ハナマル!」。問題集購入代金も無駄になりませんでしたし、全部終えたことで気分的にも非常にスッキリしました。

防寒対策が大切らしいので、改札前のドラッグストアで24時間用カイロ10枚組を購入。荷物がズッシリと重くなってしまい、「山登り行くやないねんから・・・」と自分にツッコミ。

ボスのほうは、「ドキドキするな~!」などと言いながらも妙に楽しそうにはしゃいで歩いています。ところが学校に着いたとたん、ボスの元気は一気にしぼんでしまうことになったのでした。

(つづく)