ガンバレ天王寺
先週、あべの橋（＝天王寺）のHOOPに事務用品を買いに行ったおり、無印もLOFTも無くなってるよ～とウロウロした結果、裏の新しいビルに移転していることを知りました。後で若い美容師さんにその話をしたら、「オバハン、何を今さら…」という顔をされましたが、どうやらこの「＆（アンド）」という新しいビルは、は９月９日にオープンしてたらしいですね。あべの橋駅を毎日通っているのに、全く気づきませんでした^^;
時間が無かったのでよく見られませんでしたが、なかなかセレクトした面白い店がありそうでした。自然光が沢山入って緑が多いのも気持ちがいいし、いつかゆっくり行ってみたいスポットかも。
奈良と神戸がつながったり、京阪が中ノ島まで延びたり、東大阪と新大阪がつながったりしていく中、交通網的にはどんどん取り残され、陸の孤島感が高まっていく天王寺。同じ南大阪でも、なんばまで直で行ける南海電車や近鉄大阪線・奈良線、御堂筋線を横目で見ながら、発展の見込みのない間違った沿線に家を買ってしまった自分に何度悔し涙を流したかわかりません。なんたって駅周辺は有名な茶臼山ホテル街、ちょっと歩けば飛田新地と新世界と新今宮。小林万里子さんにも歌われている「庶民の寺・一心寺」はこの地域のノリを全身で表現していますし、アベ地下には「売春の客引きはやめましょう」の看板まであるそうな…どういう駅やねん。
ステーションビルやアポロやルシアスの店舗・商品テイストなんか完全に終わってますし、ややマシなＭＩＯも、他の悪趣味ビルと客層に引っ張られてか、イマイチ主旨の見えない品揃え。近鉄百貨店は完全な「オバチャン仕様」だし、（c.f.心斎橋・梅田・神戸に見られる「マダム仕様」）天王寺は、話のネタとしては最高に面白いが、買い物しようと思うと全く使えないターミナルです。
「再開発をどんどん頑張って、早く心斎橋や梅田まで行かなくても済むようにしてください！」と、南大阪線沿線居住の私は悲痛な叫びをあげていたわけですが、＆の登場は小さな光の兆し…？これで噂通りに東急ハンズが来てくれれば、さらに楽しくなるんだがな～
