モテるオヤジは・・・

私の職場では、教員は比較的カジュアルなので、スーツを着ていると秘書と間違われます。アメリカではスーツを着ていないと学生と間違われたものですが(←遠回しに自慢かい)

数学や理論物理系の比較的年配な教授陣は、白シャツにノータイで腕まくりが多いような気がします。
参考:LEON6月号巻頭特集『モテるオヤジはシャツが白』 http://www.shufu.co.jp/magazine/leon/(まったく参考になってない)

いつもは腕まくりして一心不乱に床一面に散らばった数式(を書いた紙)と格闘していているが、急に外向きの用事が入ったら急いでネクタイを絞めて対応できる、といったところでしょうか。(昭和時代の映画に出てくる「新聞記者」のイメージ?)

K先生だけは、メディア出演される時も例の自然体な白シャツのままみたいですけど♡

で、ネクタイには対応できる先生方でも、髪まで直す時間はないのが、理学部。

物理の教授で、前髪が一束、キャンティレバーのごとく水平横方向に浮遊している方がいます。目測で6~7cmだろうと思いますが、決して落ちることなく、その髪束は宙にとどまっています。物理だけに、何センチまで片持ちでいけるか実験しているのだろうか、などとも考えましたが、理学部で言う「物理学」は構造力学のような下々の学問とは違うので、おそらく違うと思います ^^;「重力とは無関係な『第5の力』で支えているんじゃないでしょうか」と物理専攻の4回生は言ってました。

いずれにせよ「教授が全員スタンドカラー」な建築学科や下手にクリエイティブ系な学科より、学問一筋のはずの理学部のほうがよっぽどビジュアル面で退屈しない場所であるところがクール。

ところで理学部では、職員の方々も個性的なファッションでは負けてはいません。6月になると事務室も一斉にクールビズ解禁になるので、今からとっても楽しみ。

たとえば財務のTさん。ロックンロールな髪型に、胸元には太い金のネックレス。と、とてもこんな堅い職場(元・国家公務員)の堅い仕事の管理職には見えません。おまけに石原軍団にいそうな男っぽい感じの2枚目で、バッリバリの関西弁です。岸和田系のVシネマに出たら良いのに。若い女性職員さんは「Tさんってお寿司屋さんみたい!」なんて言ってましたが、確かに「魚河岸」にもハマりそう。漁師もできそう。

そこの部署には、宝田明をもっと上品にしたようなダンディな室長さんもいらっしゃったのですが、昨年定年退職されてしまいました。とてもそんなお歳には見えなかったのでビックリしました。

お二人とも、とても内勤に置いておくにはもったいない、「チョイワル」ぶり。LEONも一度、本学を取材に来られたらいかがでしょうか?

あ~それにしても、楽しくて辞められません、この職場!