茅刈り初体験

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留学生5名、外国人研究員2名、日本人院生1名を連れて、美山の「里山暮らし塾」に参加しました。美山はずっとMIYAMA VILLAGEと訳してましたけど、正式には町なのね、失礼しました。

1日めはススキを刈って束ね茅を作るという作業を行いました。天気予報ではほぼ確実に雨で流れるはずの企画だったのに、私達の祈りが通じたのか、綺麗に晴れてくれて感涙でした。

肉体労働の後は、柚子湯に一人10分の交代で入浴。五右衛門風呂(写真下)風呂焚き番と薪のカマドのご飯炊きは外国人が交代で担当しました。夜は囲炉裏を囲み、鹿や地鶏、それに自家栽培野菜での炭火焼きディナー。茅葺職人チーム、炭焼き屋さんのホストファミリー、それに終始お手伝いくださっていた材木屋さん。宴会から引き続き、築200年の茅葺き屋根住宅(ホストファミリー宅)に泊めていただき、鉱物資源(電気・ガス・石油)に依存しない生活をしっかり体験させていただきました。

2日め朝に見学したかやぶき美術館とその周辺は、まさに美山のダークホースです。とても綺麗な所なので、また別に写真でご紹介しますね。

美術館の隣の「無垢と荒壁の家」では、施工した大工さんによる伝統構法レクチャー。質問が飛び交い、日本の伝統文化の最重要ポイントを理解していただけたように思います。

鶴ヶ岡集落へ移動して茅葺き新築現場を見学した後、昼食には自分達で作ってきたおにぎりを食べ、最後は有名な北集落まで足を伸ばし「かやぶきの里」を自由散策して終了。(こちらは凄い人出でした~)

といった具合で、雨の心配が逆に効を奏したというか、美山満喫の充実プログラムになったのでした。

日本人学生の方は、早くも美山町移住を決意して手配を始めていましたし、
留学生も皆予想以上に喜んでいました。

dikkomさん、2日間、朝から晩まで大変ご苦労様でした~
あらためてお礼申し上げます!