「サービス・ステーション」とは

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なぜかわからないが、駐車してあったナンバープレートがはずれかけていました。普通のネジやボルトならともかく、タッピング金具で埋め込んでいるので直し方がわかりません。翌日に乗る予定があったので、すぐに夜も開いている自宅近くのサービス・ピットつきのスタンドに持って行き、ついでに60リットルほど給油した後、問題のプレートを見てくれるよう頼みました。

店長のような50代くらいの男性店員が出てきて対応してくれましたが、ちょっと触って見ただけで「うちでは直せませんなー。」と言います。「明日朝一で高速で長距離乗らなあかんので、何とか応急措置だけでも…」と頼むと、「セロテープで貼っときましょか?」と言います。

セロテープ!!!

絶句して「セロテープなら私も貼れますから結構です」と丁重にご辞退しました。高速で遠出する言うとる意味がわからんのんか!他に客がいるわけでもなく、閉店間際でもなく、格段忙しいわけでもなさそうなのに、「ほな、よろしいか。」と凄むような口調で話を切り上げようとします。

私の隣で主人が沸騰寸前の目をしていたので、もめごとが起こる前にと、「どうもお世話さまでした」とおいとまして引き上げて来ました。翌日、しかたなく出かける予定をキャンセルし、ディーラーさんに来たところ、問題の箇所は5分程で直りました。

ガソリンスタンドのことを英語では「サービス・ステーション」と呼びます。しかもあのお店には、SERVICE PITと書かれた修理用ガレージがありました。だから持っていったのです。二度とあのスタンドで給油しないと心に誓ったことは言うまでもありませんが、あのような対応を傍らで見た若い店員さんがどんな接客を学ぶのか、この店と日本の未来が心配です。

追記:外環西浦のENEOSのDr.Driveでは、元旦に結構ややこしい修理をやってもらったことがあります。店と店員さんのやる気によるのだと思います。