新入社員く~ん!

「5250円OFF!」のDMをもらったので、携帯ショップに機種変更しに行きました。

その割引DMは大阪のおばちゃん向け限定DMだったらしく、同じ会社で同じような契約をしている息子には送られてきませんでした。店の人に問いただすと、「年齢層によってお送りしています」と白状しました。なるほど、若い人はほっといても機種変更しに来るからですね。

ご期待通り、割引と自分のポイントを合わせてほぼ0円になりそうな機種を物色していると、「研修中」と名札をつけたニキビ顔の若い男性店員さんが「いかがですか?」と話しかけてきました。こちらはカタログのスペックを頭に叩き込んでから来ているので特に質問もなかったのですが、無視するのも気の毒に思い、「ワンセグが見れるのはどれですか?」と初歩的なことを聞いてみました。

すると、「ううっ・・・」と答えに詰まっています。ええーっ、そんなことも知らないの?

今度は「月の途中でCDMA1XからWINに契約変更したら、料金計算はどうなりますか?」と尋ねると、「Eメールやネットをよく使われる方でしたらWINがお勧めです。」などとトンチンカンなお答え。「日割りですね?」とコチラが正解を出してあげると「ハ、ハイ、日割りです・・・」と後ずさりしています。私も長年、偏差値50未満みたいな学校で教えてきた身ですが、コイツはちょいと手ごわい・・・ウチの学生さん達は、「京都議定書」は知らなくても、携帯のことなら何でも説明できますよ。

非常に不安な応対でしたが、きっと不慣れな接客で緊張しているだけなのだろうと好意的に解釈し、「場数を踏んで成長してもらわなければ」という親ごころからその新人君の契約テーブルへ。自分とこの卒業生も就職して同じ思いをしているのかもしれない、と思うと他人事ではありません。我家のボケ愚息の将来像ともダブってきて、ますますこのニキビ君に冷たい態度はとれません。

その一方で「手続きミスをされたら、データを全部消されたらどうしよう…」という不安にさいなまれ…
自分の身の危険をおかしてもアカの他人の心配をしてしまう私の、いつもの葛藤が始まりました。すると、隣で応対を見かねたらしい先輩女性店員さんが「代わりましょう」と来てくれました。ホッ。手続きは無事完了。私のデータも無事に移動していただけましたが、新人君は「このクソ忙しいのに面倒見てられっか」ってな具合でずっと壁際にほったらかされてました。

正社員なんでしょうか?それとも派遣?バイト?イヤになってすぐやめちゃうのでしょうか?それとも何かのキッカケで自信をつけ、成長して別人のようになっていくんでしょうか?

4月はどちらの会社も大変ですね~