めざせ大前春子?

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健康診断に続き、資格・免許等も登録せよとのことなので、大騒ぎで家中を探しました。「どうせ使わないし…」と適当な所にほっぽっらかしたり、折れないように本に挟んだりしていたので、主要なものを見つけるだけでも半日かかってしまい、大反省。

今後は大前春子さんを見習って、一冊のファイルに入れることにしました。念のために現行制度を確認してみたところ、「技術士補」の価値がなくなってしまったのに続き、「翻訳士」もいつのまにか厚労省認定が廃止されてしまっていました。新しい謎の資格を作りまくる一方で、人が持ってる資格の価値を落とすの、やめてくれません~?「お時給」にも関わるらしいんだからさ~~~

やっぱり、取るなら「医師」「看護士」「弁護士」といった不動の一点豪華主義に限りますね^^; 合わせ技一本!はできませんからね…通訳ガイドも「通訳案内士」なんて名前が変わってて、新しい登録証もらうのにまた4000円かかるとか…でも新しいカード型の免許、小さくて持ち運びに便利そうだな~。ここはひとつ奮発しようかな…

この中で一番金喰い虫な免許が、手前右の「米国州政府公認ランドスケープアーキテクト」です。2年に一度、登録更新のために300ドルの小切手をアメリカに送っています。登録が途切れると、また受験し直さなければならなくなるからです。一発合格率2%という難関試験なので、もう二度と受からない自信だけはあります。だって「法規」なんて、もう見るのもイヤ、というか、全然ワケわかんないです。外国人には国家資格を受けさせないように法改正するという噂もあったし…なかなか受からなくて、帰国する前の年くらいにやっとの思いで取れた悲しい免許。仕事しているうちに取れるようになる、というのは資格の本来の姿かも知れませんけどね…おそらくもう二度と使うこともないこの免許。かと言ってせっかくの「努力+投資+幸運」を捨てる勇気もない私…

足の裏のご飯粒と言われ、取るのが難しいわりに役に立たない日本の建築士免許と違い、あちらでは'LICENSED'か否かで、仕事も収入も周囲の目も(そして責任も)全く違ってきます。万一またアメリカに住むことになったりしたら、この免許で命拾いすることもあるかもしれません。さんざん迷いましたが、「300ドルくらいいいよ、思い出として持っておいたら?」と太っ腹な夫が言ってくれるので、今年も半ベソかきながら小切手を書いています。

後日談:2011年より400ドルに値上がりしました(涙)