日の丸のない卒業式

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一貫校なのに入学金を再び取るのを申し訳なく思ってか(?)、中学の卒業式はかなり素敵でした。

インターの卒業式は6月なので別個ですが、この学校にも在日外国人の子が沢山います。当然、日の丸と君が代の強制もありません。形だけの余計な来賓も一切なし。

校長先生から心のこもった短めな祝辞。中学3年間を「オズの魔法使い」の物語に喩えた答辞。それに卒業生による音楽パフォーマンス。

なによりも気に入ったのは、舞台の「友」の文字でした。生徒の感謝のメッセージを書いたカードなんだそうです。意味もわからず強制された国旗より、ずっと素敵だと思いました。

誤解を生むといけないので追記:

この学校は、ロビーに在校生全員の国籍の国旗を掲げています。私も国歌や国旗がないほうが良いとは思っておりません。ただ東京都教委のように考え方の違う先生を命令・処分したりするのは教育現場として本末転倒です。もっと大切なことがあり、そのひとつがこの「友」という言葉に表れている、という主旨の記事です。本当に大事なことは上から強制されるのではなく自分の頭で考えて学んでほしい。世の中には国籍や人種の違う人達がいることも理解してほしい。私の教育方針はこうですが、異なる意見の方とここで議論するつもりはありませんので、右翼系の方からの反論コメントはお断りいたします。本ブログ常連の方なら、私が日本の伝統文化の真面目な啓蒙者であることはすでにご存知のはずですので・・・勝手ながら、よろしくお願いします。