環境のことを学ぼう!

非常勤している大学のオープンキャンパスの様子をご紹介します。

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電気自動車と、開発スタッフの一人である浜田講師。この車と、同じく開発中のソーラーカーと一緒に中国に渡り、西安敦煌2000キロのシルクロード横断を達成しました。出発直前に小泉前首相が靖国神社を参拝され、政府干渉が入ってかなり困難な道のりだったそうですが、西安交通大学との民間レベルの協力により、見事に成功!

現在はネパールへの技術支援プロジェクトが進行中。植物廃油で走るエコ自動車でパリダカも完走しました。これら環境に優しい自動車プロジェクトの詳細は、各リンクの他、http://cc.osaka-sandai.ac.jp 産大クリエイトセンターも是非ご覧ください。これらはすべて産学共同の全学プロジェクトで、学生スタッフが主体となって運営しています。机上論ではない実践的な研究・教育がこの大学の伝統です。

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資源ゴミの自動分別システムの仕組みを、模型を使ってわかりやすく実演する花嶋講師は、地元自治体や市民生活の実情を睨んだ研究をされています。

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世界各地の民族衣装・民芸品を実演紹介しているリングホーファー教授は、お隣の文化環境学科の先生です。

2008年度からは、スポーツ・健康関係の諸科目が新学科として独立する予定です。健康関係科目では地域活動プロジェクトも多く、高齢者などの市民からも大変好評と聞いています。また学生による小中学生への環境教育活動も人気で、リピート依頼が殺到しているそうです。しかも学費は理系的な内容が学べるわりには格安で、大変お値打ちです。(元取れるで~と学生も言ってます)

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国際的活動・研究実績豊富な濱崎助教授が、水質浄化の仕組みをビジュアルに見せてくれる実験です。博識で行動力にあふれる濱崎先生のゼミは「厳しい」との噂。でもやる気のある学生は、しっかり育ててくださいます。

この他にも、堺市LRTでもお馴染みの塚本教授を始め、産学・官学共同プロジェクトのリーダーも多数います。そして、これほど学生に親身な先生が揃っている大学を私は他に見たことがありません。

全員のお名前を挙げるとキリがないので失礼しますが、GISや福祉デザインの田中みさ子准教授(建築学)など、実務経験豊富な教授が揃っているのが、古い体質の大学とは違う、この学部の大きな特徴です。

学部レベルでは「環境問題を広く浅く学ぶ」他、希望者は特定分野の専門家をめざすことも可能です。修士課程・博士課程もあります。こういう中身の充実した大学は、将来的にはきっと伸びると確信しています。新設で入りやすいうちに入っておくのがお得かも…?

追記:植物学・環境学の前迫ゆり教授を迎え、現在はさらなる教育環境のパワーアップをしています。