壁塗り新工法・経過報告

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遮音シート上に珪藻土を塗るという新工法(?)について、メーカーに実験を依頼していたサンプルが返ってきました。提供した遮音シートは、塩ビ製とオレフィン製の2種類。いずれも、厚さ1mm前後、20m巻で20kg前後の製品で、表は不織布張りで、裏はエンボス加工になっています。

メーカー回答では、いずれの素材も、表・裏ともに、シーラー+専用下塗材(骨材入)+珪藻土で施工可でした。

我家で合板上に直接塗装した部分は、シーラー全面塗布+下塗材を2度塗りしましたが、まだ木材のアクが若干出ていました。シーラーは「木材アク止め」を謳っているものを使用したほうが良かったようです。遮音シートならアクやシミの問題も一切無いので、これは結構お勧めの工法かもしれません!

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我家の壁のほうはまだ塗り途中です。左の濃い色が仕上塗り(生乾き)、右の白色は下塗り。真壁の唯一のラクな点は、塗りを途中で休めることです!真っ白な珪藻土を購入してあったのですが、急に気が変わり、少し色をつけることにしました。メーカー推薦の無機系顔料が拙宅の近所では入手できず、セメント用の着色粉を「えいやっ!」と入れてしまいました。

顔料を買いに走ったついでに、妙な「実用新案」道具を購入。「DIY新商品コンクール2001金賞!仕上ヘラ」です。ただの透明セルロイド板に持ち手がついただけで698円。「コテムラを消し壁材を平滑に仕上げる!!」とありますが、ステンレス仕上げ鏝に勝るものではありませんでした。

やっぱりDIY用「新商品」は、あかん。