天才児を育てる母

もちろん私のことではありません。ちょっとワケあって、湯川秀樹博士の自伝を読んでいます。

小川芳樹、貝塚茂樹小川環樹の各氏と、苗字は違うけれど皆さん湯川博士の実の兄弟だったんですね!幼少の頃、「ポプラ社・子供の伝記全集」で一度読んだはずですが、全く記憶にありませんでした。

兄弟全員が東大もしくは京大の教授、しかもノーベル賞だの文化勲章だの、いったいどういうご家庭!?血筋ももちろん違うでしょうが、それだけじゃなかったみたいです。

お母様が偉い方で、子供達が何か質問すると、必ず家事の手を止めてキチンとお答えになったそうです。

耳痛てぇぇぇ~!!!

私は幼い娘にすら、「今忙しぃんじゃい、見てわからんのかーっ???」と一喝しております。彼女も強いので「フン、お母さんとはもう遊んだれへんわ!」と言って部屋を出て行きます。たとえ手を止めたとしても、私ではロクな答えはできないでしょうが・・・^^;

湯川博士の生家の凄いのはそれだけではありません。

就学前から、お爺様が毎晩直々に漢書の指導をされたそうです。教材だけ買い与えて「勉強しろしろ」と小言を言うだけのバカ親とは大違いです。子供が勉強嫌いやズボラになるのは、遺伝子のせいばかりではないようです。

深~く、反省。