壁の中の障害物いろいろ

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引き続き「顔なき電気工事士」との一騎打ちです。

何だよ、これ~?コンセントボックスがありません。どうせ見えないからって、そのまま壁に埋めるなよ~これではまるで不二家と同じ体質じゃないですか!(そんな大袈裟な・・・)

電線をつけたりはずしたりは怖くてできないのでボックスを後から取り付けることはできません。電気工事ができたらどんなにいいだろうと思います。そこいらじゅうに繋ぎ直したい配線があります。

でも以前に専門の方にうかがったら、独学では危ないだろうとのことだったので、とりあえず無理せず回避する方法でやっています。

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廃材でボックスもどきを作ってみました。いけてる?(それとも、危ない?)プラスチックと同じ物を木材で作ると結構大きくなるんだなぁ~と実感。でもちょっとだけエコ?

シンプルな形なので、少なくとも断熱材は詰め込みやすかったです。どんなちっちゃな廃材でもこういうときに役に立ったりするので、捨てられませ~ん。

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あれれれ、こんなところにモルタルの突起が・・・奥行ピッタリの桟木を柱に添えるのに、邪魔です。

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ハンマーではみ出たモルタルを叩き落とし、念のためコーキング。(気休めかなぁ?)しかしこうしてめくってみると、築24年の防水シートって結構あちこちに傷みが来てますね・・・

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奥行きピッタリ(60mm)の桟木というのはこれです。(写真左)この部屋は真壁にするので、壁の受け材を兼ねて、柱の補強も期待しています。ところがまたまた障害物!荒床が桁の上に乗っています。縦桟は上下の横架材まで届いていなければ、根元が弱くなり、補強にならないと思います。しかたないので、邪魔になる部分だけ鑿で切り落としました。(写真右)こんな固い合板を切るための道具じゃないのに・・・鑿さん、ゴメンナサイ!

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皆さんからのアドバイスを受けて、畳寄せも全部はずし、古い釘も全て抜き取りました。24年間木材の中に入っていた釘って、結構錆びてるもんですね~。一番下は、壁の中から出てきた同サイズの未使用釘です。たぶん大工さんが落としていったのでしょうが、使っていなければこの通りピカピカです。

畳の下から出てくる新聞なども障害物のひとつ。ついつい懐かしくなって読んでしまうからです。(それだから工事が進まない~!)

前の家主さん、1990年に畳を変えたのね・・・そろそろ表替えでもしましょうか。(のんびりすぎる~!)

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何とか幾多の障害物を何とか乗り越え、壁の下地が出来上がりました。あちこちで木材の色が違うのは、再利用材と新品材が混ざっているからです。

次回はウール系断熱材の施工です。(昨日書いた天井裏工事とは、時間が前後しています)