母は追いかける

長男がバスケットの対外試合で横浜に行きました。

「新幹線かよ~」通帳残高が底をつきかけた両親は号泣しながらも、「頑張って来い」と送り出しました。ところが20分後、「シューズを忘れた!」と電車の中から電話。同じスポーツをやっていた主人に言わせると、選手がシューズを忘れるとは前代未聞だそうです。息子は小学生の時にも大事な大会で同じことをしており、これで二度目です。(懲りない人・・・)

財布や定期券を届けに車で駅まで追いかけることはしょっちゅうありますが、今日は大阪市内の乗換え駅で待つ彼を、電車で追いかけることになりました。化粧もせず髪もとかず、寝ていたままのジャージにコートをひっかけて・・・(パジャマで寝てなくて本当に良かった)

駅の改札でリレーのバトンのようにシューズを受け取ると、地下鉄駅へとダッシュしていきました。団体の乗車券は先生が持っているので、集合に遅れたら終わりという状況でしたが、幸い余裕をもった集合時刻だったおかげで、ギリギリセーフで発車時刻には間に合ったようです。

昨夜、「7時43分の新幹線なのに、7時15分に集合なんだって。遅れて来る人がいるからかな~」などと他人事のように嘲笑していた息子。

どんなツラを下げて帰ってくるのか楽しみです。(貸しを作ったぞ~♪)