分離発注ドールハウス

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皆さん、ご家族・友人へのクリスマスプレゼントは上手くいきましたか?

うちのボスも「あと○日寝たらサンタさん来るで。イェーイ!」と日々盛り上がっていたので、
かねてから欲しがっていたものを中心に買い揃えて隠してありました。

折り紙、虫眼鏡、ピンクの腕時計、ピンクのサングラス・・・ほとんど100均で調達。
安上がりな子や。ウシシ。

ところが24日の晩、ボスが保育園で作ってきたリース飾りに小さなカードがついているのを発見。
開けてみると、「お人形の家」とハッキリ書いてあるではないですか。ガーン!

子供の希望しているものが親にわかるように、との保育園の先生のご配慮だったのでしょうが、
ズボラな私はイブの晩までこのリースをほったらかしていたので、気づかなかったのです。

そういえば、友達や親戚の子が持っているドールハウスをじ~っと熱い視線で見ていましたっけ。
この親に言っても無理だと踏んでサンタさんにお願いしたのでしょう。

落胆させるのは忍びない・・・
私は「夕飯の買物に行く」と嘘をついて家を出ると、隣町のジャスコへと車を走らせました。

まずダイソーをくまなく見ましたが、さすがの100均もドールハウスまでは置いてありませんでした。
それに近いものや材料になりそうなものも見つからず、しかたなく写真のお人形さんだけを購入。

ジャスコのオモチャ売場にはあるにはありましたが、FRP製の一番小さなものでも4980円もします!
本当は木製のお洒落なドールハウスが欲しいけれど、そんなものはきっと万単位に違いありません。

MDFの端材ならウチに沢山余ってるし、お誕生日(1月)まで待たせて作ってやろうか・・・

でもこのミニチュア家具、どれも部材は数ミリ~数センチの大きさなんです。
どうしたら扉があくようにできるのか、それらしい金物は手に入るのか、全く見当がつきません。

そこで思いついたのが「分離発注方式」です。
設備機器や家具だけはメーカー既製品を購入し、建築本体は木造で現場施工することにしたのです。

私はドールハウスの「部品」として売っている「キッチンセット」(2380円)だけを購入しました。
これでとりあえず「サンタさんにリクエスト無視された!」というショックだけは避けられます。

「靴下に入らんような大きいモンはもらわれへんで」という母の予告にも、これなら矛盾しません。

翌日、ボスは包みを開けるやいなや、「○○ちゃんが持ってるのと同じお台所や!」と大喜び。
でも箱の中身を並べていくうちに「お家は無いんか?」といぶかしげな表情に・・・。

そこで「ほんなら積み木で作ったらええやん!」と仮設したのが、上記の写真です。
日頃から積み木で「建築」ごっこをしていたので、すぐにノッてきてくれて助かりました。

100均で買ったお人形さんを座らせてみたらサイズぴったり!
(このお人形シリーズは世界中の12の人種が揃っているというスグレモノで、これはエスキモーちゃん)

ボスの誕生日までに、何年ぶりかに模型と格闘することになりそうです。
模型製作用工具一式、捨てないでおいて良かった~