お友達ができた!

流れ者のDoodlin'には、地元に友達も親戚もいません。
なぜかしらお向かいの奥さんに睨まれてるし、ご近所さんとも挨拶はしても立ち話までは行きません。

保育園のお母さん達はみんな自分より若いし、みんな地元育ちの方ばかり、
親同士も元同級生だったりして、輪に入れない・・・

いつも原付の足元に子供3人乗せて登場する、いかにも「元レディース」っぽいコワモテのお母さんに
敬語でビシッと挨拶されたときは、一瞬嬉しかったのですが、
「あっ、『明らかに年上』と思われたんだ!」と気づいてガッカリしました。

(私は、お母さんなのかお婆ちゃんなのか微妙な年齢なので・・・)

しかし昨日、入園3年目にして初めて、日曜日に娘の同級生と近所の公園に遊びに行ったのです。
娘が「○○ちゃんに家に来て欲しい」としきりに言うので、勇気を出してお母さんに声をかけました。

聞いてみると、家も比較的近く、そのお母さんも40代の方だったので話も通じるし、
とても気さくな方で、親どうしの話も弾んで楽しい一日でした。

それにしても、「ボス」が2名になるとまぁウルサイこと!
何でも二つずつ用意しておかないと、「ワタシの!」「ワタシが先!」と大喧嘩→大泣き大会です。

あんなに「○○ちゃんと遊びたい」って言ってたくせになんで喧嘩するのさ・・・
二人とも「一人っ子天下」で育ってるから、譲り合うとか待つとかいうコンセプトがないのですね。

たまに会う親戚や友人の子とは、緊張感もあるのか、距離を測りながら大人しく遊んでいる感じです。
でも毎日遊んでいる友達には、遠慮がないというか、もう言いたい放題の泣かせあい放題です。

このお姫様たちの絶え間ないバトルを見ていたら、

「人間の本性は『悪』なのかなぁ~?」

と思わざるを得ませんでした。

でも、「○○ちゃんとはもう遊ばれへん、帰って!」なんて悪口雑言をあびせた数秒後には
「お二階で遊ぼう!」なんて手を取り合ってキャッキャと階段を駆け上がっていったり・・・

たまにはこうして近所のお友達とも遊ばせるべきだな~と実感したのでした。