本、本、本・・・の行き場

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我が家の最大の悩みは、本が溢れ返っていることです。
処分できない資料・技術書・捨てられない専門誌の類がどんどん増えていきます。
しかも地震対策のため、本などの重たいものは全部1階のリビングに置いてます。

最初に作ったのは幅3600mmx高さ2800mmの巨大壁面書棚でした。

ジャスコで3980円で買ってきた組み立て本棚を4台横に並べ、さらに上下ふたつにぶった切ったものを上置きとして載せて連結し、天井までいっぱいに本を入れていました。
(前の記事の明るくなった居間の写真に、うっすらとその残骸が写っています)。

最初の頃は「きゃ~、図書館みたい♪」と来客にも好評だったのですが、だんだん、こんなリビングでは全然くつろげないことに気づき始めました。

壁一面に積み上げられた本って、結構な圧迫感があります。
しかも○○技術必携とか、○○病理学とか、リビングにふさわしくない憂鬱なタイトルばっかり・・・

インテリア雑誌やモデルルームなんか見ると、本棚にはお洒落な洋書が隙間をあけてチラホラと並べてありますけど、あれ現実にやれてる人、います?

それに、いちいち脚立を持ってきて上のほうの本とるのも返すのはタイヘン!
ズボラ家の本棚では、だんだん下のほうの段に本が二重に溜まっていき、まもなく床に平積み・・・

だいたい本って、どうしてこう勝手気ままにバラバラなサイズなのでしょう?
全部A4かB5に統一してもらえませんか??
棚の高さが揃わないと壁面本棚は格好つかないんです!

そこで次に試したのは「通販生活」で見つけた表面に凸凹のないスライド書棚です。(左端の写真)
これは、製造元アイランド㈱の社長が「私の家具職人人生最高の傑作」と自負するだけのことはあるスグレモノ。

W900xD450xH1800の小型サイズながら、ドアの裏側にも無駄なく本が入れられるため収納力が多めで、今回、位置を動かすために中身を出してみたら、なんと400x330x260サイズのダンボール20個分の本が出てきました!(写真左から2番目)

しかもスライド書棚特有の表面の凹凸がなく、見た目がスッキリするところも気に入っています。
7万円だけの価値は十分にある商品ですが、高価なので2台買えないところが問題・・・

右の写真は、新しく台所の片隅に私の「書斎コーナー」を作るため、今まで壁面収納にされていたジャスコ本棚を作り直しているところ。

幅90cmの本棚一台と、縦半分に切って幅45cmにしたもの1台を並べてみたのですが、ピッタリ!
パーティクルボード+MDFの組み立て家具は、意外と簡単にリメイクできました。(真ん中~右端の写真)

カラーボックスのリメイク、というのは主婦向け雑誌の収納特集などでもよく紹介されていますが、確かにこのほうが、材料を買ってきて新しく作るよりもずっと安上がりですね。
箱物は直角をきれいに出すのも手間だし、ダボ穴たくさんあけるのもメンドーです。

それに、今まで頑張ってくれたジャスコ本棚君達を捨てるのも可哀想だったので、救えて良かった!
(3980円の家具にまで義理立てしている、悲しいビンボー症!)

リビングの壁一面本棚の中身を全部追い出すことができたら、広々した白い壁にして絵を飾るのが夢です。