新学期のにぎわい

イメージ 1

新学期、あちこちで国際交流室の宣伝活動をしていたら、こんなに人が来てしまいました!私の科目を取ろうと思ってウェブサイトを見て来たという、他学部の学生さんもいます。3月(春休み)中の静けさが嘘のようです。弁当持参のランチの会ですが、椅子が足りなくて、6人ほど諦めて帰ってしまわれました。

今年開講の易しい英作文のクラスには20名定員なのに51名も応募していただき、迷いました。一度欲を出して30名近く入れて、行き届かなくて猛反省した経験がありますので、泣く泣くお断り。お断りしておきますが、私はこの大学では全くの新人無名教員です。皆さん、シラバスの内容だけを見て来てくださっているものと思われます。せっかく来てくださったので、第一回目の作文だけは51名全員分、添削してお返しすることにしました。研究室まで取りに来てくれた方には個人指導しますから、それで許してね~

履修者が少なすぎてで潰れるかと思われていた日本語のクラスも、行ってみたら10名もいてビックリ。この科目は今年で終わりかともくろんでいたのに、急遽、日本語教師の勉強をすることになりました。講義関係以外でも、何かと質問しに来たり、助けを求めに来る人が突然増えています。今まで、国際交流室があることを知らなかったという人が多いのにもビックリ。

用が無くても毎日おしゃべりしに来る常連さんもいます。学部も学年も違う人が偶然出会い、情報交換たり議論したり、これが大学の機能なのかもしれません。しかし、一日中、来客の対応に追われ、仕事がどんどん溜まっていくのが辛い。今月も10日締切の学会の投稿論文、出せなかった・・・毎月出すという年始の抱負はどこへ・・・(涙)

正直言って、誰も来てくれない方がラクだし、研究活動や執筆に専念できます。自分の将来のためを思えばそっちのほうが断然必要なことです。でも、適当にあしらおうとかラクしようとか考えると、どんどん辛くなってきます。溜まっている仕事のこととか、先の見えない不安材料とか、心配してもどうせ無駄なんだろうし・・・とりあえず、来るもの全てに真面目に対応して忙しくしているほうが、辛いこと忘れて元気が出る。

そんな気がしてくる、ありがたい新学期です。