素晴らしい大学

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淡路島夢舞台、携帯で撮ったらこんなふうに湾曲してました。なんで・・・???

建築の話はまた後でするとして・・・昨日と今日は沢山のことをいっぺんに学ぶ機会に恵まれました。1日半、缶詰で、教育のあり方について全学の教員が話し合うシンポジウムだったのです。全体会議、分科会の後、飲みながらの意見交換が夜中まで続きました。多くの素晴らしい方々に出会って刺激を受け、有意義な根回し・・・じゃなくて意思統一もできました。

当初私は名簿から漏れていてお誘いがなく、手配が間に合わないとのことで諦めていたのですが、昨年までの同シンポジウムの報告書を読んでいくうち、どうしても参加したくなりました。「足と宿泊は自分で用意してもいいですから、何とかお話だけでも聞きに行きたいんです!」と主催者である副学長に直談判したところ、何とかネジ込んで下さったのです。

迷惑を顧みず対応してくださった職員の方にも感謝!帰り道、ここに来させていただけた幸運をじっくり噛みしめています。尾池和夫総長のスピーチも素晴らしく、やっぱり器が違う方なんだな~と心から思いました。また、この大学がいかに教育熱心になっているかがよくわかりました。

研究業績のレベルの高さだけでなく、頭が下がるような熱意を持った先生方が沢山いらっしゃいます。システムの壁を物ともせず、ボランティアで講義やゼミを提供している先生がこれほど多いとは!単位が認められるか否かには関係なく受講する学生が多いということも、他大学ではあまり聞かない話。あれこれの問題は気にせず、私もとにかく必要と思う授業を提供しようと心が決まりました。

明らかに身分違いな私のような者が雇われた経緯も、初めてお聞きすることができました。周りの先生方よりも学術レベルの低い自分は、気を引き締めて勉強しなければと痛感しました。自分の損得だけではなく、信念に従って仕事をしている人達の姿は素敵です。230名の向学心に燃えた学生達がそのまま大人になってここにいる・・・一瞬そんな気がしました。

文科省も勝手なことばかり言ってないで、この現場を見てください。良い大学です。うちのバカ息子よ、君も来たらいいのに。(無理!)