パーカッショニスト土取利行さん

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京都で一緒に演奏するのは30年ぶりなんだそうです。1972年卒業のトランペット奏者・近藤等則さんは言いました。「最近は開かれた大学とか言ってますけど、僕らの頃のほうがずっと開かれてたよね。」

当時いつも西部講堂で一緒に練習してたという即興パーカッショニストの土取利行さんは言いました。「昔の僕らみたいに金無くて音楽好きでたまらん若者、入学せんでも、また面倒みたって、K大さん!」

今はお二人とも世界的な音楽家。いや、知名度のことを言ってるんじゃないんです。今まで幾多の凄腕ドラマーや本場のラテン系パーカッショニストを間近に見てきましたが、土取さんの技術・音楽性そして独創性は冗談抜きにダントツ最高でした。この歳でまだ「最高」の出会いが更新されるなんて、私はなんという幸せ者なんでしょう!

「名門」ジャズクラブに来る老年オスカー・ピーターソンのチケット100ドルに殺到するくらいなら、私はこの方のチケットに200ドル喜んで支払います。(卑近な例えで申し訳ないですが)スカラ座の東京公演が5万円だと言うなら、私はこの方には10万円支払います。でもなんと今日のコンサートは無料だったんです。もったいない・・・

撮影禁止だったので、上の写真は土取さんのサイトから拝借しました http://homepage2.nifty.com/w-perc/