バカ親の七五三騒動

イメージ 1あるとき同僚から素敵な家族写真つき年賀状が届きました。

「どうやってこんなカッコイイ写真を!?」と追求すると、
七五三写真のついでにスタジオ・ア○スで撮ったとのこと。

ウチもそれだ!と思ったまでは良かったのですが、
近所の小さな写真屋で済ませようとしたのが間違いでした。

働き者の写真屋のおかみさんが頑張っているという感じで、
貸衣装もあれこれ取り揃えてあり、値段も安めでしたが、

大手チェーンのスタジオ・ア○ススタジオ・シ○ルのような、
キャラクターの等身大ぬいぐるみやオモチャ類はありません。

おまけに、子供写真専門のお兄さんやお姉さんが
ご機嫌をとりながら写してくれるならいざ知らず、

こちらは「頑固!写真一筋○十年」みたいなご主人が
怖い顔してカメラ構えてるものだから、もう子供は半泣き。

イメージ 2結局トータルで1万円近く支払って手にした写真は、
メルヘンの世界にたたずむ不機嫌なブス。

ムッツリ顔の娘が写ってしまったので、
年賀状の家族写真計画もお流れになりました。

ケチって「お出かけパック」にはしなかったので、
撮影の後は、自前のお出かけ服に着替えてからお参り。

まだ11月3日だったので近所の神社は空いていて、
七五三参拝は私達一家の貸切状態でした。

席に着こうとすると「祈祷料を」と言われたので
「おいくらですか」と聞くと「5千円です。」

ひょぇぇぇーっ!と思いましたが、夫婦で力を合わせ、
何とか顔色を変えずに支払うことができました。

たまには町の神社さんに奉納するのも悪くないよ!
と無理矢理納得し、着席。

貸切だったのでうちのボス一人のためにお祈りをしていただきましたが、
親も神道の作法を知らないので、ただ冷や汗をかきながら始終うつむいて畏まっておりました。

最後に、神主さんが「3歳おめでとうございます」と言ってお土産一式を手渡そうとすると、
「まだ2歳やでぇ!!!」と神主さんを怒鳴りつけてしまったボス・・・

数え年で七五三をするのは、やめておいたほうがよさそうです。

(昨年の11月に撮影)