フランスのゆうパック体験

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ゆうパック」などという言葉を使ってはフランス国営郵便局に失礼にあたるかもしれませんね・・・日本時間の20日夜にフランスの僻地と地方都市からひとつずつ出したものが、25日昼には大阪府の僻地にある拙宅にちゃんと届きました!

コリッシモといって、フランスの郵便局ならどこでも買える、プリペイド式の小包箱です。このXLサイズの大きさは40x27x20cmで、7kgまで送れて、箱代込みで41ユーロ。一番小さいサイズも35ユーロくらいするみたいですから、迷わずXLがお得でしょう。航空会社の別送荷物はもちろん、業者の宅急便や通常の小包で送るよりはるかに安いのです。

帰路に立ち寄る予定だったレンヌという町にはロッカーも荷物預かりも無いと聞いていたため、スーツケースはもたず、帰りの手荷物は全て別送するつもりでナイロンのズタ袋ででかけました。実際に行ってみたら市内中心部の観光案内所に新しくコインロッカーができていたので、この2個分の料金82ユーロと無事届くまでの心労はいったい何だったのか…なのですが。

XLも意外に小さくて全部入りきらなかったので、MSMとレンヌからそれぞれ1個ずつ送りましたが、2度めに初めて関税書類を渡され、「MSMの郵便局はこんな用紙くれなかったよー!」と大慌て。しかもMSMから送ったときは、箱を組み立てるときの糊付けテープの場所がわからず、組み立てたままの状態で、封をせずに送ってしまっていたのでした~!

最初の箱は関税書類を書いてないため税関を通らない、あるいは重税が課されるのではないか、
しかもテープ付けしてないから途中で爆発して着替えが散乱しているのではないか・・・などと心配いてドキドキでしたが、今さらMSMまで引き返すわけにもいかず、といって電話で問い合わせるなどという恐ろしいことができるわけもなく・・・

(MSM=モンサンミッシェル。超のつく観光地ですが、ホテル以外は仏語しか通じません)

日本の税関で聞いたところ、自分の持ち物だけを別送する場合は、関税書類はつけていなくても大丈夫ですよ、とのことで少しホッとしましたが、大して高くもない革製品の重税に泣いたことがありますから、お土産品を別送する人は要注意ですね。

旅先での荷造りをラクにするヒントとして、このコリッシモXLサイズですと、無◯良品トラベルポーチの中サイズ1個と小サイズ2個を重ねたものが見事ピッタリに収まります。

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ちなみに同ポーチの大1個+中2個+小4個、あるいは同体積の組み合わせで、機内持ち込みサイズのスーツケース(タテ・ヨコ・高さ合計115cm)にもピッタリ収まります。大嫌いな無◯良品の宣伝みたいでイヤなんですが、たまに役立つ商品もあるので…関空のショッピングモールに、トラベル用品に特化した店舗を出してますね。

私は1週間~10日程度の海外出張にはいつもこの小型スーツケースで行ってますので、今回も下手な考えを起こさずにスーツケースで来れば良かった~(ToT)とも思いましたが、荷物を別送したおかげで身軽に写真を取りながら帰路に着くことができましたし、勉強にもなり、荷物もこうして無事届きましたので、結果オーライといたしましょう。

コリッシモには沢山のカラフルな箱があり、最初は好きな色のを選んでいたのですが、「これはダメ、そっちもダメ」で、国際便のXLサイズはこのオレンジ色だけみたいでした^^;(よく見りゃInternationalと書いたるやんけ)

コリッシモを送りたい方は、きれいな色に釣られて間違った箱を買わないためにも、「オ・ジャポン(Au Japon = 日本へ)」くらいは覚えて行きましょう。