学会発表後の挨拶マナー

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驚くことが今日1日で2度起きました。

学会中はいろいろな方と知り合いになって情報交換する機会が多いのですが、1対1で話し合っているときに挨拶なく突然割って入られ、完全に話の途中で相手を奪われました。私と元々話していた相手の方は少し恐縮したようにこちらに目をやってくれましたが、新しく割って入って来た方はこちらを完全に無視で挨拶も無し。勿論同じ話題に1人加わるなら大歓迎ですが、勝手に自己紹介して違う話題を喋ってます。特に急ぎとも思えない「よろしくお見知りおきを」的な自己紹介でしたが…

いやいや、急ぎで割り込むときだってスミマセンの一言くらいありますよね、普通? わたしゃ透明人間かい??? そういえばブルース歌手の小林万里子さんも「なぜか他人に無視される」経験をボヤイてはりましたが、私にもそういう傾向はあります。著しく存在感が薄いのでしょう。最初の割込者は年配の女性だったので「少しお呆けなのね」と笑って許しましたが、次は実にハキハキした、起業してるらしい若い女性で、さらにビックリ!社会人のマナーはどこに・・・???

しかしとにかく「押しの強い者勝ち」って感じだったので、私は「お先に失礼します」と小さく断って退散しましたが、それでもこちらをチラと見向きもしない。

これがアメリカでの出来事なら全く驚かない。自分の見たい物しか目に入らない、聞きたい声しか耳に入らない人の多い国でしたから。でも日本でこんな目に逢うとかなり面食らいます。いやむしろ、いつまでも雑談の終わらない先生に話しかけるべくじっと辛抱強く待ち続けているオーストラリア人参加者の姿が印象的でした。

私は日本人の礼節を期待し過ぎですか?

いずれにせよ、他の団体ならともかく、「日本庭園の専門家」を名乗る人々の集まりで、これはやめて欲しかったです。